2017年11月08日

長野県松川町で残土処分の候補地取り下げ要請(報道記録)

松川町のリニア残土処分 下流の福与区、候補地取り下げ検討を要望(信濃毎日新聞 2017年11月7日)
 リニア中央新幹線建設工事の残土処分候補地となっている下伊那郡松川町で、候補地の下流域に位置する同町福与区は(2017年11月)6日、候補地の取り下げを検討するよう求める要望書を町に提出した。同区は昨年(2016年)11月にも同様の要望書を町に提出し、残土の受け入れ反対を表明している。JR東海はすでに工事を始めた同郡大鹿村で発生する残土約300万立方メートルの大半を同町に運ぶ計画で、候補地周辺の住民との溝があらためて浮き彫りとなった。
 区リニア工事対策委員会の正副委員長と区長ら5人が町役場で、深津徹町長に要望書を手渡した。候補地の下流域住民の間には残土で沢を埋め立てることで土砂災害発生の懸念があり、要望書は対策委で専門家を招いて検討を重ねた結果、「不安が増幅した」と強調。残土を受け入れる方針の東隣の生東区が示している残土活用を通じた地域活性化策は具体的ではないとも主張している。
 福与区側は町に口頭で、松川町以外の自治体も残土を受け入れ、負担が分散されるようにしてほしいとも求めた。また、同区は残土の流出対策などについてのJR東海の説明が「不誠実」と指摘。米沢正幸委員長らは取材に、町へ再要望した理由について「黙っていては『理解を得られた』と(JRに)判断されかねない」とした。
 深津徹町長は「重く受け止めたい。JRや県へ区の要望を伝えた上で、町としての対応も検討したい」と述べた。
 JR東海は2019年度から大鹿村の残土を村外に搬出する計画を示している。
2016年03月04日開催の第1回松川町リニア中央新幹線建設工事対策委員会、会議資料から
処分候補地

資料図で、中山(丸ボッキ地籍)が当該地です。2017年9月1日に開催された第5回会議録によれば、JR東海が調査測量して計画図面成中、それを生東区、地権者組合、福与区へ説明会を開催し、提示予定《県道22 号線の改良計画図面と合わせて》 との事でした。地権者組合とは2016年9月に(リニア発生土受入れの為?)設立された「生田中山地区用地鼠尾洞関係者組合」と思います。
第5回会議録で中山(つつじ山線地籍)と長峰(本洞地籍)については、JR東海は環境調査中で概略設計図を作成中、置き場地権者へ意向確認の予定と記されています。
今回の要望は9月会議以後に開催されたJR東海説明会などの状況によるものと思えます、10月には対策委員会の会議は無く、松川町11月予定表にも未だ開催予定の記載はありません。
(引用記事で編者が強調表示した部分はリニア事業沿線地域全てに共通の問題です。)

長野県下伊那郡松川町ホームページ
会議の公開ページから 「松川町リニア中央新幹線建設工事対策委員会」会議情報を確認できます。
(この件はWebページで整理する予定、このブログでは タグ「松川町」

posted by ict工夫 at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 発生土(残土)
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