2017年11月09日

JR東海は大井川利水団体に流量減対策を個別説明する(報道記録)

参考・JR東海・ニュースリリース 『【社長会見】の記載のあるものは、定例記者会見にてリリースしたものです。』
リニア計画、流量減対策を個別説明へ 大井川利水団体にJR東海(静岡新聞 2017/11/9 07:59)
 JR東海の柘植康英社長は(2017年11月)8日、名古屋市で開いた定例記者会見で、リニア中央新幹線計画に伴う大井川の流量減少対策を明記した下流利水者との基本協定に関して「締結に至っていないが、締結したいという気持ちに変わりない」と強調した。「協定の有無にかかわらず、締結寸前までいった内容(流量減少対策)は誠実に実行する」と改めて述べ、近く担当者が利水団体を個別に訪ね、考えを伝える方針を示した。
 柘植社長の説明によると、県が求める水資源の「全量回復」の認識で依然食い違いがあるという。JR側は、リニア工事の影響で大井川の流量が毎秒2トン減ると予測しながら「『全量』が何かはっきりしない中で『全量を戻す』という約束はなじまない」と主張。「導水路トンネルを設置し工事着手後も河川の流量などをきめ細かく確認する」など対応を示すが、平行線が続いているとみられる。
 川勝平太知事が10月の記者会見で協定の未締結とともに批判した「静岡県にはリニアのメリットがない」との点に関して、柘植社長は「これまで、リニア建設による東海道新幹線の停車増などをメリットとして申し上げてきたが、報道を見ると『それは当たり前のこと』という受け止めもあるようだ。それでも大都市圏との距離が縮まれば、静岡県の価値は上がる」と述べた。
 静岡市との関係にも言及し、同市から要請があるというユネスコエコパーク(生物圏保存地域)を含めた地域振興について「できる限り貢献させていただきたい」と述べた。

JR東海のリニア新幹線関連事業で新聞発表情報の一覧には次のページもあります。
関連プレスリリース
これまでリニア新幹線工事に関して、新聞報道が「記者会見で語った」とした会見内容のプレリリース記事がアップロードされていないケースがほとんどでした。従って社長と記者の間で交わされた質疑応答があってもその状況は外の世界に居る一般人には判りません。

JR東海ニュースリリース
リニア中央新幹線 トンネル工事 大井川全流量元に 掛川市長がJRに懸念/静岡(毎日新聞 2017年11月9日 地方版)
 JR東海が進めるリニア中央新幹線のトンネル建設工事で大井川の流量減少が予想される問題で、流域自治体の掛川市の松井三郎市長は8日の定例記者会見で、「生活用水の9割を大井川に頼っている。農・工業用水も含め心配だ。(工事で出る湧水(ゆうすい)は)全量を川に戻すことをJR東海は確約してほしい」と、改めて強い懸念を示した。
 松井市長は流域の11の利水団体が「全流量戻し」などを求めている点に触れ、「JR東海は10月17日に導水路トンネル工事の契約を(施工業者と)結んだが、利水団体とは(湧水対策を)協議中であり遺憾だ」と述べた。
 リニア新幹線の南アルプストンネルの一部は県内を通り、大井川上流を横切る。このため流量が毎秒約2トン減ると予想されている。JR東海は導水路トンネルを設けて湧水を川に戻すと説明している。【舟津進】

掛川市・市長定例記者会見(平成29年度) で 『2017年11月8日 「かけがわ茶エンナーレ」が開幕して ほか』 のPDFファイルに、「リニア建設による大井川流量減少への掛川市の対応について・・・水道部」と記されていますが内容の記載はありません。これは日付からもJR東海社長8日記者会見へのコメントではありません。
こういうケースでは水道部で当該情報がアップロードされているものですが、それは不明でした。

中日新聞の紙面記事 中日新聞は2017年11月9日紙面の掲載だったようです。
意見記事ではありません、記者会見の内容報告のみですから、上に書いたように、本来なら情報ソース側で明確に発信すべきことです。

企業の社長会見でも自治体の首長会見でも、記者との質疑応答はあるもので、それらを含めて企業や自治体で記者会見記録として掲載されるかどうかは状況によると思います。しかしメディアが報じるだけなのは解せません。
掛川市では記者会見動画を公開していますが、私は未確認です。

(この記事コピー画像はネットで得ましたがソースは伏せておきます)

【補足】この導水路はトンネル完成後の大井川減水に対策する導水路でしょうか。トンネル工事中にも生じる減水対策としての導水路として、これが完成してからトンネル工事着工だと私は考えていましたが、現状はどうも違うようで同時進行になるようです。資料を確認して理解しておきたいと思っています。

posted by ictkofu at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境影響
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