2017年11月23日

春日井市の神領非常口新設工事契約手続きが開始された

JR東海の 建設工事(公募競争見積方式)の発注予定 2017年11月20日公表です。【要点のみ引用しています。春日井市には神領町(じんりょうちょう)がありますが、ここでは熊野町「神領非常口」です。】
建設工事(公募競争見積方式)の契約に係る手続き開始について
平成29年11月20日
下記の工事を公募競争見積方式による契約手続きに付すので、競争参加を希望する者は、4.担当箇所及び手続き日程(1)担当箇所」まで連絡されたい。なお、手続き等の詳細については、別途交付する「競争参加説明書」による。
工 事 名 中央新幹線神領非常口新設
工事場所 愛知県春日井市熊野町
工事区分 土木
工事概要 立坑の施工
工  期 契約締結の翌日から平成34_2022年6月30日まで

競争参加資格確認申請書等の提出期限 平成30_2018年2月6日(火)まで
見積書の提出日時 平成30_2018年3月30日(金)13時30分

(6)留 意 点
本工事は、都市部トンネルの非常口を新設する工事である。鉄道に近接して地下を深く掘削する非常に難易度の高い工事であり、高度な施工技術を要する。
また、関係する地域との連携を密にしながら、工事の安全及び環境影響評価法(平成9_1997年法律第81号)に基づく「中央新幹線 (東京都・名古屋市間) 環境影響評価書【愛知県】(東海旅客鉄道株式会社 平成26_2014年8月29日公告)」を踏まえ、環境の保全に十分配慮して実施する工事である。

この神領非常口は 第一中京圏トンネル(坂下西工区)工事 の中間地点になり、愛知県地域で大深度地下使用の「事前の事業間調整」に関して変更申請がされた 事業区間です。
国土交通大臣の認可を待つ大深度地下使用認可申請で、当初計画からの変更については 2017年10月23日 官報 第7128号で告示(p.32 記載)され、春日井市松本町から春日井市上条町4丁目までの間(延長約5キロメートル)の縦断線形の変更でした。土被りが約50〜100メートルを約40〜100メートルに変更するものです。大深度地下使用が10メートル浅くなるということです。
この申請は官報告示後に11月21日まで事業間調整等の為に縦覧され、第6回中部圏大深度地下使用協議会幹事会は10月26日に開催された記録が公開されています。記録内容からは何か問題があったとは思えませんので、変更された計画により愛知県内大深度地下使用申請が審議されているものと思えます。

神領非常口

編注・年月日の表記について、このブログでは元号には西暦を付すようにしています、記事に表記された月日に西暦年を付記する場合もあります。この点は原文と異なる場合があります。

posted by ict工夫 at 13:18| 工事