2017年12月19日

「談合は必要悪」な地域では「工事の遅れは困る」と語るのみ(報道記録)

リニア 県「工事の遅れは困る」(NHK甲府のニュース 2017年12月18日 17時53分)

リニア中央新幹線の建設工事をめぐる事件を受けて山梨県リニア推進課は、JR東海に事実関係を問い合わせていますが「捜査中なので答えられない」と回答されているということです。
そのうえで「県内の多くの自治体が関係するプロジェクトで県民が開業を心待ちにしているので工事に遅れが出ては困る」と懸念を伝えているということです。

NHK甲府が県庁職員から聞いた通りの文言を記載したのかどうか不明です。
山梨県リニア推進課 はこの記事に書かれた内容について、NHKが伝えた内容の正誤を指摘し、山梨県庁の真意を、分かり易く、明確に、県民はもとより全国民に伝えるべきと思います。

東京地検特捜部の動きはマスコミが連日伝えていて、関心をもつ国民も多いと思います。
特捜部は偽計業務妨害容疑で捜査を始めたのですが、公正取引委員会が加わって 鹿島と清水建設を捜索 リニア工事で独禁法違反容疑(日本経済新聞 2017/12/18)
鹿島と清水 捜索 リニア受注調整か 独禁法違反疑い(東京新聞 2017年12月18日 夕刊)が報じられました。
「談合」という単語が今回のリニア入札不正事案にも使われることになったのです。JR東海に「工事に遅れが出ては困る」と伝えたと報じられた山梨県政のスタンスを国民はどのように理解するでしょうか。ゼネコンの談合も地方自治体公共事業の場合と同様に「必要悪」でしょうか。

南アトンネルの大成建設も捜索(NHK甲府放送局ニュース 2017年12月19日 14時23分)
リニア中央新幹線の建設工事を巡る大手ゼネコン4社による不正受注事件で、東京地検特捜部と公正取引委員会は19日、独占禁止法違反の疑いで新たに「大成建設」と「大林組」の本社の捜索に乗り出しました。
このうち「大成建設」は県内を通る「南アルプストンネル」の工事を受注していて、地元からは影響を懸念する声が聞かれています。
捜索を受けているのは大手ゼネコン「大成建設」と「大林組」の東京の本社です。
JR東海などが発注したリニア中央新幹線の建設工事を巡っては大手ゼネコン4社が品川駅や名古屋駅の新設工事など複数の工事で事前に落札業者を決めるなどの不正な受注調整を繰り返していた疑いがあり、東京地検特捜部と公正取引委員会は18日、独占禁止法違反の疑いで4社のうち「鹿島建設」と「清水建設」の本社を捜索しました。
これまでに発注されたリニア関連の工事のうち7割近くを「鹿島建設」「清水建設」、「大林組」「大成建設」の4社の共同企業体がほぼ均等に受注していて、関係者によりますと各社は部長クラスの幹部が窓口となり、受注を希望する工事について定期的に協議していたということです。
特捜部などは19日、新たに独占禁止法違反の疑いで「大成建設」と「大林組」の本社を捜索し、巨大プロジェクトの入札の実態解明を進めています。
このうち「大成建設」は、県内の早川町から静岡県と長野県を通り、リニア中央新幹線の区間中、最難関とされる「南アルプストンネル」の「山梨工区」の工事を受注しています。
「大成建設」の本社が捜索を受けたことについて、早川町の辻一幸町長は「工事に協力することで道路整備などを進めているので工事が中断することを最も心配している。もし、開業が遅れるようなことになれば、リニアを活用したまちづくりの検討にも影響が出てくる」と懸念を示しました。
リニア工事で大成建設など家宅捜索(2017-12/19 13:19 山梨放送)
 リニア中央新幹線の工事を巡る独禁法違反事件で、東京地検特捜部と公正取引員会は19日、大成建設などを家宅捜索した。
 独占禁止法違反の疑いで家宅捜索を受けたのは、東京都新宿区の大成建設本社と東京都港区の大林組本社。東京地検特捜部と公正取引委員会はリニアの建設工事で大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設の大手ゼネコン4社が、不正な受注調整を行ったとして入札の経緯について調べている。
 大成建設のJVは南アルプスを貫くトンネルの山梨側の工区を受注していて、早川町の辻一幸町長は「町としても全面的に協力してきたので、工事が中断された場合の影響が心配」と話している。
リニア不正入札事件 鹿島と清水を捜索(2017-12/18 19:40 山梨放送)
 リニア中央新幹線の工事を巡る不正入札事件で、ゼネコン同士で不正な受注調整を行った疑いがあるとして、東京地検特捜部などは18日、大手ゼネコン4社のうち鹿島建設と清水建設に家宅捜索に入った。
 独占禁止法違反の疑いで家宅捜索を受けたのは鹿島建設と清水建設。リニア中央新幹線の建設工事を巡っては、特捜部が今月8日、大林組を捜索したが大林組のほか、鹿島建設や清水建設、大成建設といった大手ゼネコン同士で不正な受注調整を行った疑いが強まったという。また、関係者への取材で、大手ゼネコン4社は、およそ10年前から、リニアについて、「難関工事なので4社でしかできない」として、幹部間で話し合いをしていたとみられることが分かった。
 発注された工区のうち南アルプスの地下を通る山梨側のトンネル工事は大成建設が受注している。
 特捜部はすでに大成建設らの幹部からも任意で事情を聴いていて公正取引委員会と連携し、入札の経緯について全容解明を進めるものとみられる。
 県リニア推進課は「現段階で影響はないが情報収集を進め工期が遅れないようJR東海などに求めていく」としている。

外環道工事で談合の疑い NEXCO2社が契約手続き中止(産経新聞 2017.9.15)
この外環道の大田区部分はリニア中央新幹線大深度地下軌道と交差します。これに関係する大深度地下使用認可の審議がどのように進行しているかは不明ですが、双方の工期遅れの影響は大きいはずです。

posted by ictkofu at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 山梨県
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