2018年02月09日

リニア駅整備について飯田市で懇談会(報道記録)

リニア駅整備でアイデア 飯田市特別委などが懇談会(長野中日新聞 2018年2月9日)

 飯田市議会リニア推進特別委員会と、まちづくり団体「南信州アルプスフォーラム」、NPO法人「いいだ応援ネットイデア」の懇談会が(2018年2月)8日、同市役所で開かれた。「リニア駅周辺整備とリニアを活(い)かしたまちづくり」をテーマにアイデアを出し合った。
 南信州アルプスフォーラムはこれまで全ての新幹線駅を現地調査してきた。代表して新井優さんが「郊外型の新幹線新駅はほぼ全て駅前は駐車場と交通機能だけが広がり地方性は感じられない」と持論を展開。「コンコースを出た瞬間に一生脳裏に焼き付いて離れないくらい魅力ある景観をつくり出さなければならない」と語った。
 具体案として、駅北口を高速交通体系の中に組み込んでもストレスのない乗り換えの環境を整備する一方、南口には広場に沿い小規模な伊那谷らしい建物を並べることを提案。「緑の広場では毎日地域イベントを催し、お祭りのような雰囲気で客を出迎え、マルシェのように小さな建物で地域の人々が関わり、人と人が出会う場所とする」ことを提唱した。
 他の参加者からも「市が目指す『小さな世界都市』に向け、世界から人を呼んで会議できる施設がほしい」などの意見が上がった。(© 伊勢村優樹)

飯田市議会リニア推進特別委員会

南信州アルプスフォーラム
2011年1月19日 信濃毎日新聞 南信州アルプスフォーラムがリニア将来ビジョンの提言発表
2011年2月16日 信濃毎日新聞 リニア飯田駅を考える会がシンポジウム開催へ
2013年5月25日 信濃毎日新聞 アルプスフォーラムが総会 「郡市民集うリニア検討の場を」

いいだ応援ネットイデア

リニア中央新幹線の長野県駅(飯田市)で想定されている一日の乗降客数はいかほどでしょうか。この点は沿線各駅でも同様なのです。相模原市、甲府市、飯田市、中津川市の街づくり、地域活性化施策については未だ不勉強なので今後の課題です。
リニア新幹線に関連して国土交通省が提唱して進めているスーパー・メガリージョン計画は東京・名古屋・大阪3都市を連携させる為の施策であり、通過する中間駅地域をも巻き込んだ施策では無いと私は思っています。これについても未だ印象レベルなので丹念に調べてみる予定です。

posted by ict工夫 at 22:10| 地域活性化