◇ リニア残土処分候補地で合同協議開始 松川町対策委で報告(2018年2月24日 長野:中日新聞)
松川町リニア中央新幹線工事対策委員会が(2018年2月)22日夜、同町役場であった。町内の生田生東区にある残土処分候補地について、受け入れに反対している下流域の福与区を含めた生田三区で、1月から合同協議を始めたことなどが報告された。
JR東海や県飯田建設事務所など、委員20人余が出席した。
福与区のリニア工事対策委は2016年11月、上流域に盛った土の安全性などに疑問が残るとして残土の受け入れ反対を表明。昨(2017)年11月には、候補地取り下げを含め再検討を求める要望書を町に提出した。
町は、昨年12月に予定されていた候補地の改良計画説明会の延期をJR東海と生東区に要望。生東、部奈(べな)、福与の合意に向け、3区が候補地の適否などを協議する第1回打ち合わせ会議を1月26日に開いた。
残土の一部を活用して、同町古町の前河原地籍に道路を新設する計画もあり、現在概略を設計中だが、10万立方メートルの土が必要になる見込みであることや、残土を運び込む工事用車両の通行については、8団体から安全対策などの要望があることも明らかにした。
松川インター企業団地で検討されているガイドウェイ(軌道)関連施設については、現在造成計画案を設計中で、3月に提示予定。
JR東海中央新幹線建設部名古屋建設部の古谷佳久部長は、昨年12月に中川村で起きた土砂崩落について、あらためて陳謝。「より慎重に工事を進めてまいりたい」と述べた。 (服部桃)
JR東海や県飯田建設事務所など、委員20人余が出席した。
福与区のリニア工事対策委は2016年11月、上流域に盛った土の安全性などに疑問が残るとして残土の受け入れ反対を表明。昨(2017)年11月には、候補地取り下げを含め再検討を求める要望書を町に提出した。
町は、昨年12月に予定されていた候補地の改良計画説明会の延期をJR東海と生東区に要望。生東、部奈(べな)、福与の合意に向け、3区が候補地の適否などを協議する第1回打ち合わせ会議を1月26日に開いた。
残土の一部を活用して、同町古町の前河原地籍に道路を新設する計画もあり、現在概略を設計中だが、10万立方メートルの土が必要になる見込みであることや、残土を運び込む工事用車両の通行については、8団体から安全対策などの要望があることも明らかにした。
松川インター企業団地で検討されているガイドウェイ(軌道)関連施設については、現在造成計画案を設計中で、3月に提示予定。
JR東海中央新幹線建設部名古屋建設部の古谷佳久部長は、昨年12月に中川村で起きた土砂崩落について、あらためて陳謝。「より慎重に工事を進めてまいりたい」と述べた。 (服部桃)
【参照】
松川町サイトでは 「町政情報」 で「会議の公開」中に「松川町リニア中央新幹線建設工事対策委員会」ページがあります。
このブログ記事では以下の2点が関係し、その他はタグ・松川町でリストされます。
2017年11月08日、長野県松川町で残土処分の候補地取り下げ要請
2017年08月10日、長野県松川町で盛土してガイドウェイ製造工場設置の計画、発生土を活用する
・・・茨城県、山梨県、愛知県にもガイドウェイ製造工場建設がありますので、私が判る範囲でWebサイトで情報を整理する予定です。自分の仕事が忙しいのでかなり先になります。