2018年06月19日

リニア問題を考えるセミナー(ビビール・ビエンプロジェクト)

Facebook_ビビール・ビエン・プロジェクト

名古屋まで 40 分で行ける??
     リニア新幹線って、本当に必要!?
   〜ビビール・ビエンプロジェクト第一回セミナー〜
日時:2018年6月26日(火)18:30〜20:30
場所:東京ウィメンズプラザ
   渋谷区神宮前5-53-67、JR渋谷駅歩12分、東京メトロ表参道駅歩7分
報告:
 奈須りえ(大田区議会議員)フェアな民主主義を大田区から!
 春日直樹(リニア市民ネット・大阪、事業取消訴訟原告団)
 懸樋哲夫(リニア・市民ネット東京)
 佐久間章孔(リニアを考える静岡市民)
資料代:500円
連絡先:ビビールビエン・プロジェクト(vivirbienproject@gmail.com)
(〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19 日本消費者連盟気付)
最高時速505キロ、東京-名古屋間40分という(2045年には東京-大阪間が67分)「夢のリニア新幹線」。
すでに一部で工事が始まっています(2027年開業予定)。
リニア新幹線は、はたして本当に私たちに必要なものなのでしょうか?
まるで弾丸を通すかのように、アルプスの地下をまっすぐに掘りぬいていくリニア。
リニア新幹線ができたら、私たちの生活はよくなるのでしょうか。
私たちが考える豊かさとは、何なのでしょうか。
いま改めて「リニア新幹線」のことを考えたいと思います。
ビビール・ビエン・プロジェクトとは?
ビビール・ビエン、その名前を初めて聞くという方もきっと多いかと思います。
ビビール・ビエンとは、スペイン語で“よく生きる”の意味。
アンデス先住民の伝統的概念から生まれた一つの考え方。
そのエッセンスとなるのは:他者との共生、自然との調和、総体(命あるものないものを含めてこの世にあるものすべて)として豊かさの追求、多様な極の中で生きることを学ぶ、など。
今世紀初めに生まれたばかりの、そしていまだ構築途中のこの考え方がいま、競争による成長を是とする今の資本主義社会の中でもう一つの生き方、もう一つの社会の在り方を模索する人々にとっての一つの指針として注目を集め始めています。

しかし、どんなにすばらしい理念であっても、それを単に理念として語りあうだけでは実際の問題の解決にはつながりません。
私たちは、このビビール・ビエンの考え方を日本社会が抱える様々な実際の問題にあてはめることによってもう一度その問題をとらえなおしてみようという試みを始めました。
名付けて、ビビール・ビエン・プロジェクト。

そしてそのプロジェクト主催としての最初のセミナーに、私たちは、まさに私たちの社会の現実を映し出す鏡と言ってもよいこのリニア問題を取り上げました。
奈須さんには、ビビール・ビエンの基本理念である、自然との共生、総体としての豊さの追求という観点からも含めて、問題満載のリアニア問題に鋭く切り込んでいただきます。
posted by ict工夫 at 21:57| 集会・講演会