2018年07月01日

山梨県中央市は田富北小学校の仮設校舎を10月着工予定(報道記録)

中央市が仮設校舎に着工へ 2小学校の移転改築で(2018年6月7日 山梨建設新聞)
リニア中央新幹線軌道にかかるので移転するのは中央市立田富北小学校です。

 中央市は本年度(2018年度)、田富北・豊富両小学校の仮設校舎を建てる。移転や改築に伴うもので6月補正予算案に事業費を計上した。予算可決後入札を行い、市議会で本契約承認を求める。建築確認などの手続きの後、着工は田富北が(2018年)10月ごろ、豊富は年末になる見通しだ。
 リニアのルートにかかるため田富北小は同校南側にある市民体育館を取り壊した跡地に移転する。新校舎完成まではまだ数年かかるため、それまで市民体育館南側の「田富ふるさと公園」に仮設校舎を建てて使う。
 仮設校舎は公園内の北西部分に建てる。S造2階建てで延床面積は3092㎡。上空から見てL字型の建物となる。6月補正案には事業費2億8655万円を計上。7月にも入札を行い施工者と仮契約を結ぶ。8月初旬にも開かれる予定の臨時市議会で本契約の承認が得られれば施工者が建築確認申請などの手続きを進める。
市教委は「着工は10月ごろになるのではないか」とみており完成は来夏になる見通し。来年(2019年)8月には仮設校舎への引っ越しを終え同9月から始まる2学期に間に合わせる。同校の生徒数は(2018年)5月現在で274人。
 豊富小は普通教室棟を改築するため同校グラウンドに仮設校舎を建てる。S造2階建て1708㎡の規模。生徒数は182人で教室6部屋などを設ける。入札は田富北小より遅い時期、8〜9月になるもよう。9月の定例市議会で本契約の承認を得て年末着工を目指す。完成は来年3〜4月ごろを見込んでおり5月のゴールデンウィーク(GW)に引っ越す。  現在の校舎は学校が夏休みとなる来年8月を中心に解体。その後新校舎の建設を始め2021年のGWまでに完成させる計画だ。現校舎は築55年が経ち老朽化が進む。教室は12あるが児童数の減少から現在メインに使っているのは6教室だけという。

甲府市立中道北小学校と同様なケースですが、現状移転の費用はJR東海が負担することになっています。田富北小学校は ふるさと公園 に移転と伝えられたことがあったので、私はそう思い込んでいました。【ふるさと公園が候補 中央市の田富北小の移転先(2016年6月29日 山梨建設新聞)】
田富北小学校 現在地の南側にある 中央市立田富市民体育館 を取り壊した跡地に移転ならリニア中央新幹線高架橋との距離は仮設校舎より近くなります。
【参照図は2014年11月6日に開催されたJR東海による中央市の事業説明会資料から】

2018年6月6日付け山梨建設新聞の報道によりますと、中央市の6月補正予算には田富北小の移転に伴い新都市公園内に新設する市民体育館については基本設計費1479万6000円が盛り込まれ2020年度着工・完成を目指す。田富北小児童らが利用している人道橋の架け替え工事費6536万7000円も計上した、とのことです。

この件は報道記事によるもので中央市の公式情報は確認していません。市民体育館を移転させてから跡地に田富北小学校を移転する為にまず仮設校舎を建設するなどに至った経緯、それらの費用のどこまでがJR東海により補償されるのかなど、私は未確認です。
現在の市民体育館の在る場所が小学校の移転場所として最適と判断されたのだと思いますが、体育館の移転を先にして、それが完成してから田富北小学校の新築・移転とする計画ではリニア軌道の建設に間に合わないのでしょうか。山梨県内リニア軌道建設の詳細な日程計画も確認しておきたいと思います。

ふるさと公園が候補 中央市の田富北小の移転先(2016年6月29日 山梨建設新聞)【上記で参照した記事の確認です。】
 中央市は、リニア新幹線の計画ルートが敷地を横切る田富北小学校の移転に関して、保護者に対する説明会を開催した。現敷地南側の田富ふるさと公園を候補地とする案への反対はなく、市民への説明会を経て最終的に決定となれば、仮設校舎から順次取り掛かる青写真を描いている。
 事務局側は、同校学区内において移転に必要とする2万uの用地を確保できる候補地の中から、通学路の安全性などから同公園に絞り込んだ。
 その案は、現在の小学校の南に位置する市民体育館およびプールの敷地に校舎2棟を、ふるさと公園を校庭とし、現校庭部分に小学校の体育館とプールを建設するもの。市民体育館・市民プールとふるさと公園の敷地(A1・9h)に、現在の学校敷地南側を加えてA2・5hは確保できるとしている。
 手順としては来年度からの設計着手を見込んでおり、ふるさと公園に建てる仮設校舎を先行着手し、小学校の体育館とプール、校舎の順に建設を進め、2022年度までの事業完了を目指している。この場合、仮設校舎における授業は3年間が見込まれ、保護者からは短縮の要望も出された。
 7月21日には学区内の市民を対象とした説明会を開催し、了承を得、移転地として決定したい意向だ。
中央市が市立田富北小移転で仮設校舎建設へ(2018年3月1日 山梨建設新聞)【冒頭の記事の前段階情報、部分引用です】
リニア中央新幹線建設に伴う田富北小学校の移転計画で中央市は、新年度から仮設校舎の建設を始める。普通教室棟、特別教室棟などを建てる計画で、現在施設の設計や配置を木村設計(市川三郷町)に業務委託して検討している。市長選の影響で新年度予算は骨格型のため、工事費は6月補正予算案に盛り込まれる見通しだ。  仮設校舎の規模について市教委は「現在の校舎の床面積3000u弱を基準に検討している」とした。財源にJRからの補償金を充てる予定で現在両者で金額などの交渉中。設計者には補償額に応じて設計を数パターン用意してもらっているという。  新校舎は現在の校舎の南側にある市民体育館を取り壊し、その跡地に建設する。仮設校舎はそのさらに南に広がる「田富ふるさと公園」内に建てる計画だ。  市民体育館は市が今後整備する都市公園の一角に移転する。ただ都市公園の用地取得や建物移転補償が本格化するのはこれから。移転のめどが付くまで市民体育館の取り壊しができないため、市教委は3年程度は仮設校舎を使うことになるとみている。リニアのルートから外れるため取り壊さずに残す、同小体育館を市民体育館の代替施設として使う案も出ている。
 仮設校舎の造りについては「数年使うことを考えるとプレハブという訳にはいかない」(市教委)としているが具体的に決まるのはJRとの協議後になるという。
 市は6月補正案可決後、早々に入札を行い着工したい考え。工事費は億単位になるため、市議会で落札者との契約承認後、正式に施工者が決まる。仮設校舎の完成は2019年度に入ってからになる見通しで、同年度の夏休み期間中に引っ越し、その後既存校舎を解体する。
 新校舎については馬場設計(甲府市)が基本設計を進めている。「まずは仮設校舎の建設に注力しているため、新校舎について本格的に考えるのはこれから」(市教委)。児童数の将来推計などを基に必要な面積などを検討していくという。新年度は体育館・プールの設計にも着手する予定で、市は新年度予算案に4967万円の経費を盛り込んだ。

◇ 中央市立田富北小学校ホームページ
◇ 教育委員会 教育総務課
◇ 中央市議会
◇ 「教育費」リニア建設に伴う田富北小学校移転整備事業 4,967万円 中央市議会だより 第49号(平成30_2018年5月1日発行)(PDF:2.9MB)
◇ 「教育費」リニア建設に伴う田富北小学校仮設校舎設置等工事請負費他[※] 2億8,655万円 中央市議会だより 第50号(平成30_2018年8月1日発行)(PDF:2.6MB) [※]はリニア中央新幹線の建設に伴う、JRからの補償を受ける事業です。
 この議会報告50号には、「土木費」リニア建設に伴う臼井阿原地内の人道橋架け替え工事請負費[※] 6,537万円 も記載されています。
中央市議会だより 第51号(平成30_2018年11月1日発行)(PDF:2.8MB)
 ◆第2回臨時会が8月9日に招集され、市長提案の契約締結2件を審議しました。
   中央市立田富北小学校仮設校舎の賃貸借についての請負契約 株式会社ゼロ 契約金額 4億9,140万円
 ◆田富北小学校移転整備事業の進捗状況(市長の行政報告)
   敷地の一部がリニア中央新幹線の建設予定地となっており、更地にして引き渡します。仮設校舎は来年(2019年)6月に完成予定で、その後現在の校舎を解体することになります。
◇ リニア中央新幹線対策特別委員会
 (2018年)9月4日(火)に開催し、自治会ごとの進捗状況の報告を受けました。議会からは各自治会からの要望に対するJRの動向や、駅を中心とした周辺他市の状況について確認しました。また、「周辺開発についてはハザードマップを加味した時の地盤問題に懸念がある。治水対策等についても県・JRへ対応を求めたい」といった意見が出されました。今後も各方面からの情報をしっかりと把握し、調査・研究に努めます。
◇ 中央市議会だより 第53号(平成31_2019年5月1日発行)(PDF:3MB)
 予算特別委員会〈教育総務課〉
 問 リニアに伴う学校移転経費はJR東海から100%補償されるか。
 答 仮設校舎は100%補償。校舎や体育館の建設は今後の交渉による。
◇ 中央市議会だより 第54号(令和元_2019年8月1日発行)(PDF:3.5MB)
  令和元年度 一般会計補正予算
  教育費 リニア建設に伴う田富北小学校移転整備事業 8億6,781万円
 ◆リニア建設に伴う田富北小学校移転整備事業(市長の行政報告)
  (2019年)6月末に仮設校舎の設置が完了予定となっており、7月には仮設校舎運用時の運動場が整地され、夏休み中に仮設校舎への引越しを行う予定です
◇ リニア中央新幹線対策特別委員会
  委員会は第2回会議を開催し、市当局からリニア中央新幹線の進捗状況等の説明を受けました。
   ○用地の取得状況は市内地権者数250名のうち契約率は約40%の進捗状況。
   ○小井川駅駐輪場の工事発注は7月を予定している。
   ○リニアの一部区間のフードについては、現在JR東海と協議中。
   ○リニア沿線の住民の試乗会を行なった。
  また委員からは、公共施設の移転や公園建設の補償、リニア駅の位置、小井川駅周辺の開発、集団移転の問題等、市民に寄り添った対応を求める声が挙がりました。今後も県のビジョンに注視し、これらの問題について、調査研究をしてまいります。

posted by ict工夫 at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 山梨県
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