2018年08月20日

山梨県リニア駅アクセス道路整備を周辺自治体が県に要望(報道記録)

リニア駅アクセス道路を県に要望(NHK甲府放送局ニュース 2018年08月20日 17時53分)

リニア中央新幹線を活用した地域の活性化策を検討している、甲府市や周辺の自治体でつくる協議会が甲府市で開かれ、県に対し、リニアが止まる駅までのアクセス道路を整備するための財政的な支援などを求めていくことなどを決議しました。
この協議会は、リニア中央新幹線を活用して地域の活性化を図ろうと甲府市や中央市など、甲府圏域の4つの市と町で作っているもので、20日は甲府市の中央公民館で今年度の総会が開かれました。
総会には、自治体の関係者などおよそ20人が参加し、地域住民への啓発活動を進めていくことなど、今年度の事業計画などについて了承されました。
(以下略)
そのうえで、今後、県に対し、リニア中央新幹線の新しい駅へのアクセス道路の整備に対する財政支援や、リニアを活用したまちづくりが円滑に進むよう連携を強化すること、それに自治体の財政負担を最小化させるための補助制度を設けるよう、国に働きかけを求めることなどを決議しました。
協議会の会長を務める甲府市の樋口雄一市長は「リニア開業の効果を最大限生かすためにきょう決議したことをできるだけ早く県に要望していきたい」と話していました。

「甲府市や中央市など、甲府圏域の4つの市と町」としか書けないNHKに報道機関の意味は無い。何故4つ全て記載できないのか。
2015年11月29日に リニア中央新幹線甲府圏域建設促進協議会と街づくり を書いています。NHK報道がこの組織の今年度総会を意味するなら、甲府市、甲斐市、中央市、昭和町の4市町です。
私が書いた「甲府圏域建設促進協議会」に関する記事はこの1本だけです。この協議会活動について自治体の広報記事は未だ見つからないからです。

甲府市・リニア中央新幹線につい(更新日:2018年3月16日)
『甲府市・甲斐市・中央市・昭和町の3市1町と各種団体で構成している協議会であり、超電導リニアモーターカーによる中央新幹線の早期実現とリニア中央新幹線の活用による甲府圏域の活性化を促進することを目的としています。』 これだけです。その目的の為には市民全てに活動状況を報告して協働を推進する必要があるはずです。新庁舎建設の時に市政がどれほど綿密に広報してきたか忘れたはずはないでしょう。

リニア中央線甲府圏域建設促進協議会、過去の経過・・・・
2017年総会
2016年8月8日 平成28年度総会・・・甲斐市・市長スケジュール(平成28_2016年8月1日〜8月31日)
2015年総会
2014年総会
2013年8月21日 平成25年度総会・・・山梨県議会議員 塩沢ひろし official website『今年は珍しい方が出席しました。そうです元ジャイアンツ監督の堀内恒夫参議院議員であります』
2012年総会
この協議会は2011年8月の時点で既に構成されていたことは分かります。

リニア中間駅、山梨県知事「甲府盆地南部で県内合意」(2011/8/10 日本経済新聞)
山梨県の横内正明知事は9日の定例記者会見で、東海旅客鉄道(JR東海)が6月に示したリニア中央新幹線の同県内での中間駅案「甲府盆地南部の直径5キロ圏内」について、「県内の合意が得られた」と述べた。JR東海の案に対して、県期成同盟会や沿線自治体、経済団体から意見を求めたところ、「すべて賛同または容認する意見であった」と説明した。
(前略)
 県は今後、中間駅が立地する予定の甲府、甲斐、中央の3市と昭和町からなる「甲府圏域建設促進協議会」と連携。年内には直径5キロ圏内をさらに絞り込み、「詳細な駅位置を決める」(横内知事)考え。もっとも同知事は詳細な駅位置について、「何丁目何番地といった具体的な場所を示すものではない」と述べるにとどめた。
 横内知事はさらに、「(沿線自治体などから)全県にとって使いやすい場所に駅を設置したり、リニア開通の効果を地域振興に結びつけられるような施策を進めたりするよう要望された」ことも明らかにした。
posted by ict工夫 at 22:56| 地域活性化