2017年04月20日

リニア変電所対策の実例があります、長野県豊丘村

柏原地区(変電所建設予定地)の果樹団地組合へのリニア中央新幹線品川・名古屋間地区別事業説明会が開催されました。(長野県豊丘村)

JR東海による柏原地区(変電所建設予定地)の果樹団地組合の方々を対象とした、リニア中央新幹線品川・名古屋間地区別事業説明会が、(2015年)2月12日(木)伴野区民会館にて実施され、当日は19名の方が参加されました。

◎主な意見・質問
 柏原地区(変電所建設予定地)の果樹団地の方々を対象とした説明会という事で、JR東海側の説明も変電所施設を中心とした説明になり、意見・質問も必然的に変電所関係に集中しました。
 変電所施設については、広範囲となる雨水への対応として、降雨の際の排水方法(調整池の設置、排水の分割化等)の検討、下流域への安全対策、施設の建屋建設による日陰地への補償問題、建設予定地内の用地及び果樹等の補償、現在ある農業施設等への補償、用地の買収方法、大きな災害等が起きた場合の責任の所在、これからの工事のスケジュール等についての意見・質問が出されました。

 その他、発生土置場への要望、JR東海のリニア建設への考え方、建設工事に伴う発生土運搬用ダンプ等による、交通集中への懸念等の意見・質問が出され、説明会は午後8時43分に終了しました。

伴野原・大柏地区(変電所建設予定地周辺)へのリニア中央新幹線品川・名古屋間地区別事業説明会が開催されました。

JR東海による伴野原・大柏地区(変電所建設予定地周辺)の、リニア中央新幹線品川・名古屋間地区別事業説明会が、(2015年)2月25日(水)伴野原会所にて実施され、当日は36名の方が参加されました。
 伴野原・大柏地区(変電所建設予定地周辺地区)の説明会という事で、JR東海でも柏原果樹団地組合への説明会と同じく、変電所施設を中心とした説明となり、意見・質問も変電所関係が中心となりました。

◎主な意見・質問
 変電所施設については、工事に伴う周辺道路の整備計画、施設内での騒音の発生への懸念、施設への電力供給方法、フェンス等による安全対策の方法、雨水の排水対策と下流域への分散による排水計画の検討、施設内への労務宿舎の設置、建設予定地内の道路・灌水施設への対応方法、又、周辺の方々から住宅・農地等への通行の確保等についての意見・質問が出されました。

 その他、設計段階での早期の説明会開催の要望、リニア中央新幹線開設工事の必要性の説明 、発生土置場の現在の状況、用地取得事務の委託方法、工事に伴う坑口付近への労務宿舎等の設置等の意見・質問が出され、説明会は午後8時2分に終了しました。

以上は長野県豊丘村リニア対策室 の記事から抜粋しました。
このページで記録されている対策委員会については、『JR東海が行うリニア中央新幹線建設に対して、生じる様々な問題・課題に対し、情報を共有し、対応を検討・協議していくため、村内の各団体から委員を選出し、豊丘村リニア対策委員会を平成27_2015年2月に設置しました。』
豊丘村Facebook もあります。
「中部電力よりリニア中央新幹線工事用電力供給のための配電線工事計画が公表されました。」と紹介されている記事は、中部電力よりリニア中央新幹線工事用電力供給のための配電線工事計画が公表されました。(2015年4月1日)
さらに、中部電力より平成29年1月以降のリニア中央新幹線工事用電力供給のための配電線工事計画が公表されました。(2016年12月5日)が豊丘村の最新情報です。

喬木村では 中部電力の配電線工事の施工計画変更 について (お知らせ)(2017年3月23日)
『中部電力株式会社では、リニア中央新幹線建設工事に伴うトンネル掘削等の工事現場への電力を供給するため、配電線工事を平成29年1月より着手しておりますが、このほど、施工計画が見直されましたのでお知らせします。』

「暴対」という言葉があります。地域の人々の安全・安定・安心を守るべき行政には「L対」も必要なのです。それを理解している行政も議会も山梨県内にはほとんど無いのが実情と思いますのでご紹介しました。

posted by ict工夫 at 13:33| 環境影響