2019年12月04日 リニア仮置き場の環境影響を審査(NHK岐阜放送局 19時43分)
リニア中央新幹線のトンネル工事に伴い、JR東海が可児市に設置を計画している土砂の仮置き場について、環境への影響を評価する県の審査会が開かれ、昆虫など生物の調査をよりきめ細かに行うよう求める意見などが出ました。
JR東海は、リニア中央新幹線の「第一中京圏トンネル」の工事で発生する約2万3000立方メートルの土砂を、可児市大森に整備する約7000平方メートルの仮置き場に保管する計画です。
【中略】
JR東海は、リニア中央新幹線の「第一中京圏トンネル」の工事で発生する約2万3000立方メートルの土砂を、可児市大森に整備する約7000平方メートルの仮置き場に保管する計画です。
【中略】
JR東海は「仮置き場では土砂や排水を適切に管理し、土壌汚染などは発生しない。動植物への影響も限られ、生息環境は確保される」とする検討結果を県に提出しています。
この計画について、環境に影響がないか検討する岐阜県の審査会が開かれ、環境や動物の専門家などあわせて13人が出席しました。
委員からは「計画地の周辺には貴重な昆虫類が生息している。JRが行った調査は、時期などが限られていて不十分で、よりきめ細かに調査すべきだ」といった意見などが出ていました。
これに対してJRの担当者は「可児市や動植物の専門家とも情報共有しながら工事を進めていきたい」と答えていました。
審査会は今後、(2019年12月)4日の議論などをもとに土砂の仮置き場の環境への影響について意見をとりまとめ、県に提出することにしています。この計画について、環境に影響がないか検討する岐阜県の審査会が開かれ、環境や動物の専門家などあわせて13人が出席しました。
委員からは「計画地の周辺には貴重な昆虫類が生息している。JRが行った調査は、時期などが限られていて不十分で、よりきめ細かに調査すべきだ」といった意見などが出ていました。
これに対してJRの担当者は「可児市や動植物の専門家とも情報共有しながら工事を進めていきたい」と答えていました。
第一中京圏トンネルは岐阜県可児市〜愛知県名古屋駅の 34.2 km です。
この件はとりあえず報道内容を記録して、後日岐阜県からの発信を確認して整理する予定。