2020年05月12日

新型コロナでリニア計画見直し懸念(報道記録)

新型コロナでリニア計画見直し懸念 工事の半分中断、JR東海の憂鬱(2020.5.11 07:10 SankeiBiz サンケイビズ)(著者・岡田美月)
 新型コロナウイルス感染拡大が、JR東海のリニア中央新幹線の整備計画に影響を及ぼしている。緊急事態宣言の(2020年)5月31日までの延長が決まり、東海道新幹線の旅客数の回復が先延ばしとなったほか、リニア中央新幹線の工事の半分が一時中断を余儀なくされているからだ。同社は、運輸収入の約9割を占める東海道新幹線の収益力を背景に、リニア新幹線の建設費を全額自社で負担する計画だが、計画の見直しへの懸念が高まっている。
この記事には、「訪日客頼みが一転」 と「 大量輸送や定時制に影響」 との中見出しがあります。
前段では、『東海道新幹線の旅客収入は、訪日外国人客の増加が牽引しており、新型コロナによる影響が際立つ結果となった。・・・【中略】・・・(リニア新幹線)整備計画の財務面の裏付けの一つが、高い収益力を誇る東海道新幹線だが、新型コロナの影響で、出張などのビジネス利用や観光利用が激減している。』 と記されています。
東京から東海道新幹線を利用する外国人客の目的地は恐らく京都でしょう。名古屋や大阪観光で訪れる外国人客について統計など私は知りませんので、時間があれば今後の課題です。
 ビジネス利用の今後はどうなるかがポイントだと私は考えています。この事はリニア問題について以前から考えていたことですが、新型コロナウイルス問題により、国民の多くに知られるようになったのが「テレワーク」という用語だと思います。
1995年に Windows 95 が世に出てから25年になる2020年、新型コロナウイルス情報はテレビや新聞紙面以上にインターネットにより広く人々に知られたものと思います。
以前から感じていることですが、私がインターネットを手掛けた頃と異なり、今では動画による発信、SNS(Facebook、Twitter、その他)、ブログなどのツールが随時情報の発信主力媒体となり、Webサイトはこれら情報に誘導する、あるいは記録媒体としての意味が強くなって来ているでしょう。
 それはさておき、「テレワーク」の採用は職種によるものではあっても、無視出来ないものとなり、新しい時代を築いてゆくだろうと私は考えています。日本に住んでいてアジア、欧米、その他世界各地の企業メンバーとして日常仕事をする・・・その逆もありです。
 『対面によらないビジネスが常態化すれば出張の機会が減り、新幹線のビジネス客数が感染拡大前の水準に戻らないことも予想される。』 と後段で書かれていることに私は納得します。
 「物」や「人」の動きと同様に、いや、それ以上に「情報」の動きはどうあるべきか。新型コロナウイルス問題で生活が困窮する全国民への支援金配付に関してマイナンバーカードが話題になったことは、これから先を考えるに象徴的だと私は感じています。

政府(国土交通省)は現行のリニア中央新幹線事業のあり方を改めて再検討するべきであり、整備新幹線ではない民間事業のリニア中央新幹線となった歴史にも遡った考察が必要かも知れません。「過ちては改むるに憚ること勿れ」

posted by ict工夫 at 19:27| リニア中央新幹線