2017年11月15日

早川町にリニア工事残土置き場を2か所増設(報道記録)

山梨県早川町では リニア中央新幹線情報 | 早川町役場 が2017年11月15日に更新されていて、「早川町内の発生土置き場環境保全について」の項目で上記2点のPDFファイルが早川町転載のPDFファイルとしてアップロードされています。
早川町公開の奈良田のファイルは参照画像を縮小されたようで、ファイルサイズが小さくなっていますが、内容、ページ構成は原本と同じです。

【塩島の p.26、奈良田の p.24 には以下のような同文の記載があります】

4-2 モニタリングの結果の取扱い
 ・モニタリングの結果については、山梨県及び早川町との打合せにより周知方法を決定のうえ、地区にお住まいの方々に公表する。
 ・上記の結果や環境保全措置の実施状況については年度毎に取りまとめ、山梨県、早川町及びその他の関係自治体へ年次報告又は中間報告として報告を行う他、当社のホームページにおいても公表する。
・結果を受け、必要な場合には、要因を調査し、環境保全措置の追加実施や変更を実施する。その場合、これらにより影響が及ぶ可能性のある地区にお住まいの方々に対し、内容を説明のうえ実施する。

【他県を見ていても、ここに書かれているような手順はJR東海によるリニア事業の常套手法と思えるのですが、このやり方では駄目です
リニア事業は全国新幹線鉄道整備法の下で国策公共事業です。話が狭い地域限定で済むものではないし、主題によっては年次報告で良いはずもありません。今の時代、紙媒体は不要とも言えます、常時ネット発信していれば、関係自治体はそれを整理して毎月の市民広報媒体の記事として掲載することができます。 ご理解いただきたいと存じます。】
リニア残土置き場 早川町内に新たに2個所(山梨県)(2017/11/15 18:41 山梨放送)
 リニア中央新幹線のトンネル工事で生じる土砂の仮置き場が早川町内に新たに2つ設置されることになった。設置されるのは塩島地区と奈良田地区で面積はそれぞれ6000平方メートルと1200平方メートル。
 塩島地区はもともと資材置き場として使われていた土地を活用する。一方、奈良田地区は登山者が使用する駐車場を利用するため、登山シーズンを迎える毎年6月下旬にはいったん土砂を撤去するという。
リニア残土置き場、早川町に2か所増設(2017.11.15 18:50 UTYテレビ山梨ニュース )
リニア中央新幹線の最難関の工事とされる南アルプスを貫通するトンネル建設に伴い、JR東海は工事で発生した土の仮置き場を早川町内に2か所増やすことを明らかにしました。
南アルプスを貫くリニアのトンネル工事に伴って、早川町内では東京ドーム3杯分となるおよそ325万立方メートルの土砂が発生すると想定されています。
JR東海は早川町内に2か所、仮の土砂置き場を確保していて、新たに奈良田地区と塩島地区にも仮置き場を開設することを明らかにしました。
このうち奈良田地区は、早川町と南アルプス市を結ぶ道路の整備で活用する土の一時保管場所に使用します。
また塩島地区は今後に備えての措置だということです。
JR東海はトンネル工事の進捗状況などに合わせ、今後も地元の同意を得た上で必要な土砂置き場を確保する考えです。
リニア 土砂仮置き場2か所新設(2017年11月15日 18時04分 NHK甲府放送局ニュース)
リニア中央新幹線の南アルプスを貫くトンネル工事などで発生する土砂を道路工事に活用するため、JR東海は一時的に土砂を仮置きする場所を新たに早川町内の2か所に設けることになりました。
リニア中央新幹線の建設工事をめぐっては、南アルプスや巨摩山地を貫くトンネル工事などで発生する大量の土砂の処理が課題となっています。
JR東海によりますとこのうち東京ドーム1.2杯分の144万立方メートルについては早川町と南アルプス市を結ぶ県の連絡道路などに活用することが決まっています。
こうした中JR東海は道路工事に活用する土砂を一時的に仮置きする場所が新たに必要になったとして、これまでの仮置き場に加え、早川町内の塩島地区と奈良田地区の2か所に土砂を仮置きする場所を設けることになりました。
このうち塩島地区の仮置き場には3万5000立法メートルの土砂が運び込まれる予定で、町道の改良工事などに使われることが決まっています。
また、奈良田地区の仮置き場には4000立法メートルが運び込まれる予定で、早川町と南アルプス市を結ぶ県の連絡道路に使われることになっています。
仮置き場の付近には小学校があることから、JR東海では「通学路を使わないように工事用車両をう回させるなどして安全に努めたい」としています。

今回も報道が行政代行のようでした。
山梨県庁にもリニア工事発生土(残土)処理の状況を県民に報告するページがあると思うのですが、私は未確認です。現況一覧などで処分場所毎の計画量とか、雨畑仮置き場のような汚染土仮置き場所での処理状況などが報告されていると良いと思います。

発生土処理については、リニア事業環境影響評価の時から山梨県駅(甲府市)周辺事業の盛土などにも利用されることが謳われていました。
この件で甲府市サイト の情報も未確認ですが、誰にも分かり易くホームページ設定しておかれると地域の方々も安心すると思います。
リニア中央新幹線開通で山梨地域活性化を目指すのですから、全ての人々に安全・安心なリニアであることを明確に伝え続けること、活きいきした街づくりのそれがスタートだと思います。

【補足】 大鹿村内のリニア工事・道路状況(平成29年11月15日現在)
リニア中央新幹線事業で沿線地域自治体を網羅的に確認しましたが、大鹿村のこのページを知った時はしばし手を休めてジッと見つめていました。文字どおり苦渋の選択をされた大鹿村行政だと私は理解したのです。

posted by ict工夫 at 22:44| 山梨県