2021年10月27日

岐阜県工区・瀬戸トンネル工事の現場事故

この記事はWebサイトで整理・追録して継続します・・岐阜県工区・瀬戸トンネル工事の現場事故
JR東海トップページ (ニュースリリース で継続的な情報確認が可能でしょう)
2021.10.28 中央新幹線瀬戸トンネル新設工事における切羽の肌落ち等について(PDF 117.6 KB)(第1報)
企業・IR・採用(リニア中央新幹線の情報あり)
 工事の安全・環境の保全・地域との連携(岐阜県)
  中央新幹線瀬戸トンネル新設工事における環境保全について(PDFファイル)
奥村組
 2021.10.29 中央新幹線 瀬戸トンネル新設工事における切羽の肌落ち等について・・・中央新幹線瀬戸トンネル新設工事における切羽の肌落ち等について(PDFファイル)【JR東海発表資料と同じ】・「なお、10月28日現在の状況については、発注者である東海旅客鉄道株式会社と共同で記者会見を行い、連名で「中央新幹線 瀬戸トンネル新設工事における切羽の肌落ち等について」を公表しております。」
 2021年10月27日22時過ぎのNHKニュースで事故を知りました。メディアのリンク集で一通り確認をしたので下記に残します。時間経過で記事内容が変わったケースもありましたが私が読んだ記事からの引用です。
 事業者JR東海と国土交通省が国民に対して今回の事故をどの様に説明し、リニア中央新幹線建設事業において今後の事故を防ぐ為の対策をどのような情報として発信するかに注意していきたいと思います。
 お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りし、ご親族の皆様にお悔み申しあげます。
岐阜新聞の記事を追録します。このページの末尾に「関連記事」として複数の記事がリンクされています。
リニア工事事故、掘削現場で「肌落ち」発生 大きな岩落下は「レアケース」(岐阜新聞 2021年10月29日 09:13)
 リニア中央新幹線の瀬戸トンネルの工事現場で発生した崩落事故について、トンネル工学を専門とする山口大の林久資助教は「工事にはどうしても切羽(きりは)(掘削の最先端)に作業員が近づかなければいけない状況もあり、このような事故が発生するリスクは少なからず存在している」と語る。
【以下引用は省略】
リニア新幹線トンネル工事現場で「崩落事故」と119番 作業員1人死亡、もう1人はけがの程度不明 岐阜・中津川(岐阜新聞 2021年10月27日 21:45)
 27日午後7時25分ごろ、岐阜県中津川市のリニア中央新幹線「瀬戸トンネル」の工事現場で崩落事故が起きたと消防に通報があった。県警中津川署によると、男性作業員2人が巻き込まれ、2人とも救助され医療機関に搬送されたが、1人は意識不明の重体、もう1人は会話ができる状態という。
 同署によると、現場では発破作業が行われていたらしい。
リニア中央新幹線 トンネル工事現場で崩落事故 1人死亡1人けが(NHK全国版 2021年10月27日 22時44分)
 7日夜、岐阜県中津川市のリニア中央新幹線のトンネル工事の現場で崩落事故があり、警察によりますと作業員1人が死亡し、1人がけがをしたということです。トンネルを掘削するために爆薬を使っていたということで、警察が詳しい状況を調べています。
 27日午後7時20分ごろ、中津川市瀬戸のリニア中央新幹線の「瀬戸トンネル」の工事現場で「崩落があった」と工事関係者から消防に通報がありました。
 男性作業員2人が病院に運ばれ、警察によりますとこのうち1人が死亡し、もう1人は足にけがをしていますが意識はあるということです。
JR東海によりますと、リニア中央新幹線の「瀬戸トンネル」はおととし1月に着工したおよそ4.4キロのトンネルで、警察などによりますと当時、本線につながるおよそ600メートルの非常口用のトンネルを造る作業中で、トンネル内で掘削のための爆薬を爆発させていたということです。
 JR東海は情報収集を急ぐとともに、警察や消防が詳しい状況を調べています。
【以下 2021年10月28日 0時11分 追録と思えます】
リニア中央新幹線工事で死亡事故は初めて
 JR東海によりますと、今回の事故で死亡したのは40代の男性作業員で、リニア中央新幹線の工事で死亡事故が起きたのは今回が初めてだということです。
病院に搬送されたもう1人の50代の男性作業員は左足首を骨折しているということです。
 非常口のトンネルを掘り進めるための発破作業が行われたあとの点検中に掘った表面が崩れたということで、JR東海などは事故の原因を調べています。
リニア工事で初の死者 トンネル崩落し1人死亡1人重傷 岐阜(毎日新聞 2021/10/27 21:30(最終更新 10/28 00:50))
【前略】
 JR東海などによると、事故は、中津川市内を地下深く走る瀬戸トンネル(全長約4・4キロ)を作るため、地上から地中に向けて掘削する「非常口トンネル」(全長約600メートル)内の地上入り口から約70メートル地点で起きた。当時は掘削作業に伴い火薬を使って爆破させ、作業員5人が爆破後の土砂の状況を点検していたところ、崩落が発生したという。
 JR東海は「亡くなられた方、けがをされた方にお悔やみとお見舞いを申し上げます。原因を調査し、再発防止に努めてまいります」とコメントした。
【後略】
中津川のリニア工事現場で崩落 1人死亡、1人けが(2021年10月27日 22時37分 中日新聞)
 27日午後7時25分ごろ、岐阜県中津川市瀬戸のリニア中央新幹線の瀬戸トンネル工事現場で、「崩落が起きた」と一一九番があった。県警や消防によると、発破作業後に現場を確認に行った男性作業員2人が中津川市内の病院に運ばれ、1人が死亡し、もう1人は右足を骨折した。
 JR東海によると、瀬戸トンネルは全長約4・4キロ。工事では2019年1月、作業基地整備などの準備工事を開始し、21年6月からトンネル本体の掘削前に行う斜坑の掘削工事を実施していた。...
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リニア工事現場の発破作業で崩落事故、1人死亡で1人は足を骨折(読売新聞 2021/10/27 22:52)
【前略】
 JR東海によると、崩落したのは本線トンネルに資材を運び込む作業用トンネル(約600メートル)の掘削現場で、現在は約60メートルまで掘り進んでいるという。
 県のホームページなどによると、瀬戸トンネルは建設予定の「岐阜県駅」(仮称、中津川市)―「長野県駅」(同、長野県飯田市)間に位置する。全長約4・4キロ・メートルで、工期は2018年8月〜26年6月となっている。
リニア工事現場で「崩落」通報、作業員の男性死亡 岐阜のトンネル(朝日新聞 2021年10月27日 21時59分)
 27日午後7時半ごろ、岐阜県中津川市瀬戸のリニア中央新幹線瀬戸トンネルの工事現場から「崩落事故があった」と119番通報があった。中津川市消防本部やJR東海によると、トンネル内部で作業をしていた2人が救急車で中津川市内の病院に搬送された。うち福井県美浜町の小板孝幸さん(44)の死亡が確認された。愛知県長久手市の男性(52)は左足を骨折するけがを負った。
【以下引用は略します】
岐阜のリニアトンネル工事現場で崩落、2人けが(産経新聞 2021/10/27 21:23)
 岐阜県警などによると、27日午後7時20分ごろ、岐阜県中津川市のリニア中央新幹線の瀬戸トンネル内の工事現場で崩落事故が起きたと119番があった。男性作業員2人がけがをし、うち1人が意識不明という。県警などが詳しい状況を調べている。
リニアトンネル工事で崩落事故 作業員1人死亡、1人けが―岐阜(産経新聞 2021年10月27日22時46分)
【前略】
 JR東海によると、当時は作業員が出入りする際に使う作業用トンネルの穴を掘っていた。地上から斜め下に約60〜70メートルの地点で事故が起きたという。瀬戸トンネルは全長約4.4キロ。工期は2019年1月〜26年6月とされる。
岐阜リニア工事現場で崩落、意識不明の1人死亡(産経イザ 2021/10/27 22:09)
【前略】
 JR東海の工事概要によると、瀬戸トンネルは本線が長さ約4・4キロ、非常口トンネルが長さ約0・6キロ。国土交通省によると、JR東海から27日夜、事故の報告があった。国交省が対応を検討している。
リニア新幹線工事で崩落 作業員1人死亡1人重傷(共同通信 2021/10/27 23:04)
 27日午後7時20分ごろ、岐阜県中津川市瀬戸にあるリニア中央新幹線の瀬戸トンネル内の工事現場で、崩落が起きたと119番があった。県警やJR東海などによると、発破作業をしていた男性作業員2人が病院に搬送され、うち1人が死亡した。もう1人は足を骨折する重傷。ほかにけが人や逃げ遅れたという情報はない。
 JR東海によると、瀬戸トンネルは本線トンネルが長さ約4.4キロ。非常口トンネルは長さ約0.6キロ。2019年に工事に着手した。崩落が起きたのは、非常口トンネル入り口から約70メートルの地点。
【詳細】リニア トンネル工事事故 何が起きたのか?原因は?(NHK 2021年10月28日 19時18分)
27日夜、岐阜県中津川市にあるリニア中央新幹線のトンネルの工事現場で崩落が発生し、作業員2人が死傷した事故。JR東海による会見などから、事故の詳しい経緯が見えてきました。どこで、何が起きたのか、詳しくまとめました。
【長文なので引用は略し以下に項目のみ記します。】
 1.事故はどこで
 2.どんな工事
 3.何が起きたのか
 4.トンネル工学の専門家は
 5.過去にも土砂崩れが
 6.工期に影響は
長野県内メディアから多数の発信があり、時系列で記録しておきます。
リニアトンネル工事現場で崩落、2人けが(信濃毎日新聞 2021/10/27 21:16)
 岐阜県警などによると、27日午後7時20分ごろ、中津川市のリニア中央新幹線の瀬戸トンネル内の工事現場で崩落事故が起きたと119番があった。男性作業員2人がけがをし、うち1人が意識不明という。
リニアトンネル工事で崩落 1人死亡 中津川(信濃毎日新聞 2021/10/28 06:07)
【前略】
 国土交通省によると、JR東海から27日夜、トンネル掘削の際、表層の土砂などが崩れる「肌落ち」が起きたと報告があった。同社は「亡くなられた方とけがをした方にお悔やみとお見舞いを申し上げる。原因を調査し、再発防止に努める」とのコメントを出した。
 リニアのトンネル工事を巡っては19年4月、中津川市の中央アルプストンネルの非常口トンネル入り口付近で崩落が確認され、内部に土砂が流れ込んだ。弱い地盤に工法が適していなかったことが原因とみられる。
 17年12月には上伊那郡中川村の県道脇で発生。近くの地下で南アルプストンネル関連の工事が行われており、JR東海は当時、発破作業などによる振動が原因とみられると明らかにした。
【以下引用略します】
リニア掘削工事の先端で崩落 岐阜のトンネル事故は「肌落ち」(信濃毎日新聞 2021/10/28 09:50)
 作業員2人が死傷した岐阜県中津川市のリニア中央新幹線瀬戸トンネル事故で、非常口トンネルを地上から斜め下に約70メートル掘り進めた先端の地点で崩落が発生したことが28日、JR東海への取材で分かった。事故があったのは、本線トンネルへの資材搬入などに使う斜坑部分で、同社は掘削の際に表層の土砂などが崩れる「肌落ち」が起きたと国土交通省に報告。事故原因の調査を続けるとし、トンネル工事は再開のめどが立っていない。
 県警は業務上過失致死傷の疑いもあるとみている。
 磯崎仁彦官房副長官は記者会見で「亡くなった作業員のご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げたい」と述べた。
リニア瀬戸トンネル、崩落は2回 JR東海、掘削一時中断(信濃毎日新聞 2021/10/28 16:18)
 作業員2人が死傷した岐阜県中津川市のリニア中央新幹線瀬戸トンネルの崩落事故で、JR東海は28日午後、名古屋市で記者会見し、崩落は27日午後7時20分ごろに2回発生したと説明した。また安全を確保できるまで山岳部の掘削工事を中断すると明らかにした。中断は2〜3日間の見通しで「リニア中央新幹線全体の整備計画に大きな影響はない」としている。
 県警は28日午後に現場を実況見分した。業務上過失致死傷の疑いもあるとみて安全管理に問題なかったか詳しく調べる。JR東海によると、27日午後7時12分、火薬を使った発破作業をし、同20分ごろ、10〜20秒の間隔で2回崩落した。
リニア掘削工事 一部中断 県内関連6工区 中津川の崩落事故受け(信濃毎日新聞 021/10/29 06:04)
【前略】
 名古屋市で新美憲一執行役員らが記者会見し「ご心配をお掛けし、深くおわび申し上げる」と陳謝した。同社は、山岳部の14工区で3日程度、掘削工事を中断すると表明。その後、瀬戸トンネル以外は再開する方針で「リニア中央新幹線全体の整備計画に大きな影響はない」としている。
 JR東海広報部によると、長野県内で中断するのは南アルプストンネル長野工区(下伊那郡大鹿村―静岡市)、伊那山地トンネルの青木川工区(大鹿村)、坂島工区(大鹿村―下伊那郡豊丘村)、戸中・壬生沢工区(豊丘村)、中央アルプストンネル松川工区(飯田市)の5工区。木曽郡南木曽町―中津川市間の中アトンネル山口工区は、掘削中の同市側で工事が中断する。
 岐阜県警は28日午後に現場を実況見分。業務上過失致死傷の疑いもあるとみて安全管理に問題がなかったか調べる。
【飯田市・下伊那】リニア中央新幹線工事の崩落事故で山岳トンネル掘削工事を一時中断へ 検証求める声も(南信州新聞 2021年10月29日 金曜日 16時25分)
 リニア中央新幹線の瀬戸トンネル(岐阜県中津川市)の工事現場で作業員2人が死傷した崩落事故で、JR東海は28日、品川―名古屋間の14工区の山岳トンネル掘削工事を一時中断することを明らかにした。全作業員に安全対策や作業手順を徹底した上で、週明けにも工事を再開したい考え。全体の工期については「大きな影響はない」としている。
 県内で中断しているのは大鹿村の南アルプストンネル長野工区、伊那山地トンネルの青木川工区(大鹿村)と坂島工区(大鹿村―豊丘村)、戸中・壬生沢工区(豊丘村)、中央アルプストンネル松川工区(飯田市)の5工区。
 瀬戸トンネルについては、原因を究明した後に再開する見通し。
【以下引用は略します】
作業員の死因は外傷性ショック リニア工事崩落で捜査本部(信濃毎日新聞 2021/10/29 21:40)
 岐阜県中津川市のリニア中央新幹線瀬戸トンネルの工事現場で作業員2人が死傷した崩落事故で、県警は29日、亡くなった小板孝幸さん(44)=福井県美浜町=の死因が外傷性ショックだったと発表した。既に中津川署に捜査本部を設置。業務上過失致死傷の疑いも視野に、現場を実況見分し工事関係者から聴取するなど原因を調べている。
 事故は27日午後7時20分ごろ発生。JR東海によると、本線トンネルにつながる非常用の斜坑(計画約600メートル)の入り口から約70メートル掘り進んだ地点で、発破作業をした約8分後に10〜20秒の間隔で2回にわたり崩落した。
posted by ict工夫 at 23:00| 工事