2021年06月22日

静岡県知事選結果とリニア事業の今後

2021/06/20 20:07 信濃毎日新聞 静岡県知事に川勝氏4選確実 自民推薦の新人破り
 任期満了に伴う静岡県知事選は20日投開票され、無所属現職川勝平太氏(72)が、前自民党参院議員の無所属新人岩井茂樹氏(53)=自民推薦=を破って4選を確実にした。川勝氏は立憲民主、共産、国民民主各党の支援を受け、与野党対決の構図だった。自民党は推薦候補が大差で敗れた3月の千葉県知事選や不戦敗も含めて全敗した4月の衆参3選挙に続く敗北となった。
 川勝氏はリニア中央新幹線静岡工区を巡り、トンネル掘削による大井川の流量減少を懸念し着工を認めない姿勢を崩していない。静岡県とJR東海、国土交通省の対立がさらに長期化する可能性がある。
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posted by ict工夫 at 09:00| 政治・社会

2021年06月20日

静岡県知事選挙、現職が当選(2021年6月20日)

 当 957,239 川勝平太 / 624,967 岩井茂樹
 投票率 52.93 %(前回46・44%)
静岡新聞・現職の川勝氏4選 自民推薦の岩井氏に大差 静岡県知事選
 川勝氏は新型コロナウイルス禍とリニア中央新幹線工事に伴う大井川流量減少問題を「県民の命に関わる危機」と訴え、県政の継続を主張。選挙戦ではリニア問題の解決を前面に打ち出し、大井川から離れた地域でもリニアの主張を徹底して展開。国やJR東海と対峙する姿勢は共感を集め、全域に支持を広げた。
 立民、国民の両県連に加え、推薦を出した連合静岡が支援し、共産の県委員会も自主的に支援した。一方、県議会第2会派ふじのくに県民クラブが中心となった選対は政党色を薄める戦術で、党派を超えて幅広い支持層に食い込んだ。
 岩井氏は自民推薦候補として徹底した組織戦を展開したが、自民支持層を固めきれず、無党派層にも浸透しなかった。選挙戦では川勝氏を「対立をあおっている」と批判し、国、市町との連携する姿勢で違いを強調。直前までリニアを推進する国土交通副大臣を務めていた一方で「大井川の命の水を守る」と対話による解決を訴えたが、大井川流域の市町で川勝氏に大差をつけられた。
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posted by ict工夫 at 23:00| 政治・社会

都内大深度地下工事と山梨発生土処理の諸問題(樫田秀樹氏の記事ご案内)

樫田秀樹さんの記事2本をご紹介しておきます。私のサイトでは、樫田秀樹氏の記事索引、私が知り得た限りですが2011年発表記事からリンク一覧を作成しています。

◇ 2021.06.19 JR東海は本当に調査を行ったのか?(都内大深度地下工事) JR東海は「大深度使用認可」を申請するのに必要な「井戸の存在の調査」をやったのか? 大深度区間50Kmのなかで、確認した井戸はわずかに5本。調査のお知らせすら受けていない人もいる。大深度使用許可を出した国交省の言い分は…。

◇ 2021.06.17 久しぶりの早川町訪問。 山梨県早川町では、当初4万立米だけだったはずの残土置き場がどんどん増えて、今「仮」置き場だけで70万立米になっている。うち半分が小学校近くに集中しているのに、声を上げる保護者もゼロ…。
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posted by ict工夫 at 20:16| 政治・社会

2021年04月11日

北海道新幹線の札幌延伸工事現況をNHKが伝えた(報道記録)

北海道新幹線 突き当たる見えない壁 建設現場を訪ねると… (ビジネス特集 NHK札幌 2021年4月8日 18時38分)
 10年後、2030年度末の札幌延伸を目指す北海道新幹線。新幹線では日本で最も北となる新函館北斗から札幌までの区間、212キロの工事が進められている。しかし、作業は今、大きな課題に直面している。いったい何なのか、それを知るために、工事を行っている「鉄道・運輸機構」の特別な許可を受けて現場を訪問した。(札幌放送局記者 五十嵐圭祐)
【中見出しは以下の通り】 長大トンネルに挑む 地道な作業 / 壁に突き当たる 札幌市内の工事 / 工事の着手阻む“対策土”/ 土砂の処理は避けられぬ問題 / 候補地住民の理解欠かせず
多数の写真も掲載された長文の記事は、『工事を進める大前提として、札幌市と鉄道・運輸機構は、あらゆる場を通じて、受け入れ地周辺の住民の理解を丁寧に求めていく必要がある。』と締めくくられています。
鉄道・運輸機構は全国各地で新幹線工事を手掛けていますが、私がリニア中央新幹線工事との関連を考えて取り上げたのは、九州新幹線・長崎県諫早市での水源枯渇問題と、トンネル工事の事故として北陸新幹線・福井県柿原トンネル陥没事故の事例がありました。
長崎県の問題はフォローできなかったのですが、柿原トンネル陥没事故では鉄道・運輸機構の報告文書も確認できたのです。
リニア中央新幹線事業が鉄道・運輸機構の事業であったなら、おそらく静岡県大井川問題は現状とは異なる姿で進行し、もしかすると当初から長野県諏訪市を経由するルートとしてJR東日本も関与する事業だったかも知れません。
そんなことを想いながらNHK札幌の記事を拝読しました。リニア中央新幹線は国土交通省(政府)が事業組織とルートについて判断を間違えたのではないかとすら私には思えるのです。
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タグ:報道
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2021年02月16日

大深度地下工事をスケジュールありきで進めることはない(国土交通大臣)

◇ 国土交通省・赤羽一嘉大臣会見要旨(2021年2月12日(金) 8:44 〜 8:56 衆議院本館 議員食堂)
 本日の閣議案件について報告するものはございませんが、そのほかに3点報告させていただきます。
 1つ目は、除雪費に関する地方公共団体への財政支援についてです。
 2点目は、「歩行者利便増進道路」、通称「ほこみち」制度の第1号指定についてです。
 3点目は、空飛ぶクルマの実現に向けた対応についてです。
編注・以上本文は略します。大臣発表後に記者からの質問があり、この3点とは別な記者質問があり、その大臣答弁を記録しておきます。
記者(問)2点お伺いします。1点目は、昨日、五輪組織委員会の森会長が辞任の意向を示され、後任に川淵氏が就任予定となりました。 この受け止めをお願いします。
2点目は、先日の予算委員会で、リニア中央新幹線の工事、スケジュールありきではないと大臣は仰いました。 本日、同じ大深度の工事が行われた調布市の道路陥没調査結果が発表される予定です。内容如何では、リニアの工事が遅れても致し方ないとお考えでしょうか。
国土交通大臣(答)
 1点目の件については、報道は承知しておりますが、現時点で確定したものは何もありません。今日の午後に懇談会が行われることしか決まっていないと承知しておりますので、その件について特にコメントはありません。
 2つ目のリニアの件ですが、調布市における陥没を受けて、「東京外環トンネル施工等検討委員会有識者委員会」において陥没の発生原因と再発防止策の検討が進められております。
リニア中央新幹線の事業主体であるJR東海としては、この有識者委員会の検討結果を十分に踏まえてシールドトンネル工事を進めることとしていると承知をしております。
具体的には、地盤の特性に応じた工事の施工方法など工事の安全確保に関し、有識者委員会の検討結果を受けて、実施すべき対策について検討していく。
また、トンネル掘削工事を開始する前には、工事を行うルート沿線の住民を対象に、有識者委員会の検討結果を受けた対策等を含め、工事の内容についての説明会を開催する予定と聞いております。
こうしたことを丁寧に行いますので、スケジュールありきでシールド工事を進めることはないと承知しております。
国土交通省としましては、安全に十分に配慮し、地域の皆さまの理解と協力を得ながら、適切にトンネル掘削工事を実施するよう、JR東海を指導してまいりたいと考えております。
◇ 2021.02.12 リニアの大深度工事、国交相「スケジュールありきではない」…調布の道路陥没で原因究明 (読売新聞 2021/02/12 18:42)
 赤羽国土交通相は12日の閣議後記者会見で、JR東海がリニア中央新幹線建設で予定している地下深くのトンネル掘削について、「スケジュールありきで工事を進めることはない」と述べた。東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事で市道が陥没した問題を踏まえ、原因究明や再発防止策の策定が前提になるとの認識を示したものだ。
 JR東海は東京、神奈川、愛知の沿線3都県で、地下40メートルより深い大深度のトンネル工事を2021年度初めにも開始する方針を示している。
【2月12日の記者質問にある 2021年2月10日 衆院予算委員会での大臣発言を伝えた記事です。】
◇ 2021.02.10 リニア工事は陥没究明が前提 国交相、日程ありき否定(共同通信 2021/2/10 18:43)
 赤羽一嘉国土交通相は10日、JR東海がリニア中央新幹線建設で予定している地下深くのトンネル掘削は、東京都調布市の東京外郭環状道路(外環道)工事現場近くで起きた道路陥没の原因究明、再発防止策の取りまとめが前提との認識を示した。陥没を教訓に安全を確保するためで、衆院予算委員会で「スケジュールありきで進めるのはあり得ない」と述べた。
 JR東海は東京・神奈川、愛知の2カ所計約50キロの区間で40メートルより深い「大深度地下」のトンネルを掘る計画で、2021年度初めごろに開始する予定としている。
◇ 2021.02.10 リニア工事は陥没究明が前提 国交相、日程ありき否定(東京新聞 2021年2月10日 18時43分 (共同通信))

国土交通省・東京外かく環状国道事務所のWebサイトです・・・
東京外環トンネル施工等検討委員会
会議記録(東京外環トンネル施工等検討委員会)

【追録 2021.02.20】 このページの続き欄に記載しましたが衆議院予算委員会で、「b 工事を進めるために、国土交通省から静岡県知事に移譲されている大井川の管理権限を見直すことがないことの確認」 という静岡県選出議員からの質問があり、これに対する国土交通大臣の答弁が日本経済新聞で報じられた事を知りました。
国交相がリニア静岡問題の秘策を否定、「ばかげたこと」と一蹴(2021.02.18  谷川 博 日経クロステック/日経コンストラクション )
この件は予算委の議事録が公開されたら別記事に記録する予定です。
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タグ:大深度地下
posted by ict工夫 at 17:16| 政治・社会