『公明党は11日の内閣改造で、同党の石井啓一国土交通相を交代させる方針を固めた。後任には赤羽一嘉衆院経済産業委員長を充てる見通しとなっている。』 とのことです。
大臣が何人変わろうとも問題の本質は変わりません。事業環境影響評価に基づく計画を国が認めて始まった事業に生じた問題に対する「国による調整」です。マッチポンプと笑われる政府では困りますが・・・
◇ 衆議院議員 赤羽かずよし ウェブサイト、赤羽一嘉氏の記事は2018年9月27日で停まっていますが(2019-09-10 確認)、 Wikipedia_赤羽一嘉(あかば かずよし) を参照しました。
ゴチャゴチャ考えずにリニア静岡県工区の問題に対応する国としての基本施策を以下のように想定します・・・
山梨工区から掘り進み生じる漏水を東京電力、その他の発電所(山梨県早川町)の総電力を使ってでも大井川に戻す工事を国策事業として早急に実行する。
長野工区からの漏水も中部電力によるリニア送電線新設工事を急がせて、その電力により大井川に戻す事業を国の施策として実行する。
これら漏水対策は国策・国家予算により早急に決定され実行される、その為に過去の事業認可に係り瑕疵を背負う大臣を交代させるというのが、2019年9月11日内閣改造による国土交通大臣の交代に関する最大の理由だと私は拝察します。