2018年12月18日

伊那山地トンネル青木川工区の環境保全計画に長野県が助言(報道記録)

リニア青木川工区 地滑りや斜面崩壊防ぐ措置求める 県、JR東海に助言通知(2018.12.18 信濃毎日新聞)

 リニア中央新幹線・伊那山地トンネル(下伊那郡大鹿村―同郡豊丘村、15・3キロ)のうち、青木川工区(大鹿村、3・6キロ)でJR東海が行う環境保全計画に対し、県は(2018年12月)17日、県の助言を同社に通知した。大断層「中央構造線」があるため、地滑りや斜面崩壊の発生などによる影響を引き起こさないよう措置を取るように求めた。
(中略)
 県の助言は、トンネル掘削で異常出水も想定されるとして「あらかじめ流量調整や処理方法について検討すること」や、工事用車両の運行に当たっては環境保全措置を確実に実施すること―などを求めた。
 JR東海は10月、同工区の環境保全計画を公表。県は県環境影響評価技術委員会の議論や大鹿村の意見などを基に助言をまとめた。同社が2019年1月末までに助言を踏まえた対応方針を回答し、県が公表する。
 同工区は伊那山地トンネルの最も東側。19年夏ごろに作業用トンネルの掘削を始める計画だ。

青木川工区については 伊那山地トンネル新設(青木川工区)工事における環境保全(2018年10月06日 記事)でメモしていますが自分の仕事が忙しいので情報整理は手つかずです。
長野県の場合、リニア中央新幹線事業の環境影響に関する審議は、環境影響評価法対象事業 中央新幹線(東京都・名古屋市間)、このホームページで明確に整理されていますので、労を厭わず確認していけば良いのです。
今回の事案は、平成30年度第7回技術委員会 平成30_2018年10月26日開催 「議題:(1)中央新幹線伊那山地トンネル新設(青木川工区)工事における環境保全について」が該当します。
とりあえず自分の覚えとしてメモしておきます。私の情報整理は多分年明けになると思います。

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2018年12月14日

北品川非常口の工事状況(報道記録)

◇ 2018.12.10 リニア新幹線、工事順調でも残る「最大難所」 品川近くの建設は進むが、静岡は今も協議中(大坂直樹 : 東洋経済記者)
この記事は Yahoo! に同時配信されています・・・リニア新幹線、工事順調でも残る「最大難所」
読者コメントが投稿できる仕様で、東洋経済サイトでは34件、Yahoo!サイトでは123件の投稿がありました(2018.12.14 確認)

2018年11月28日、工事中の北品川非常口が報道陣に公開されたので視察された記者さんの記事です。 中見出しは以下の3件・・・

◇ 巨大な穴にシールドマシンを搬入する
 今後掘り進めるトンネルは品川方面から名古屋方面に向って下っていく。斜度は40パーミル。1km進むごとに40mの高低差が生じる。東海道新幹線1編成を例にとれば、先頭と最後尾で16mの高低差が生じる計算だ。新幹線で最も急勾配とされる九州新幹線でも35パーミル。鉄輪の斜度の限界を超えられる理由は、磁気を利用して動くリニアだからこそだ。

工事現場の写真が見られる事は少ないので参考になりました。大深度地下工事のシールドマシンなどの機材を搬入し発生土(残土)を搬出する出入口。非常口とは開通後の名称。
ちなみに山梨リニア実験線の勾配については、山梨リニア実験線(リニア中央新幹線建設促進期成同盟会)に実験線42キロ区間の勾配が記載されています。当然ですが40パーミル区間も数箇所あります。

◇ 静岡はまだ本格着工に至らず
 JR東海は県に歩み寄り、「ポンプアップ等を用いて全量を大井川に戻す」という姿勢に転じた。現在は「全量戻し」を前提にその方法や戻す水の状態について協議が重ねられている。

この件は大井川問題として整理しておく予定で情報だけは確認しています。

◇ 2027年の開業目標は守れるか
 2025年の大阪万博開催が決まったが、2020年の東京五輪後のビックイベントがリニア開業であることに異論を挟む余地はない。2027年を見据え、名古屋では大規模な駅周辺の再開発計画が進んでいる。品川駅も駅改良工事や駅ビル開発などの計画がある。
 その2027年に肝心なリニアが走っていないのでは画竜点睛を欠く格好になるが、安全面をおろそかにしたり、作業のクオリティーを下げたりしてまで2027年にこだわるという選択肢はJR東海にはないはずだ。2028年以降の開業という可能性も頭の片隅に入れておくほうがよいだろう。

地域活性化のテーマでリニア中央新幹線事業を観ている私としては、沿線各自治体それぞれの単独事業とは全く異なる点について各自治体当事者さん達がどれほど考慮されておられるかを確認できないもどかしさを感じています。

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posted by ictkofu at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 工事

2018年10月30日

産総研から 5万分の1地質図幅「身延」が発表された

南部フォッサマグナ(伊豆衝突帯)の歴史を凝縮した身延地域の地質図を刊行(AIST:産業技術総合研究所 発表・掲載日:2018/10/29)−日本の重要な地質境界「糸魚川−静岡構造線」をまたぐ高精度な5万分の1地質図幅−

今回、新たに得られた地質情報と、過去の膨大な研究成果を整理、照合して精度の高い5万分の1地質図幅「身延」にまとめた【山梨県南西端(一部、静岡県も含む)】。この地質図幅は、学術研究に加え、地震被害予想とその防災・減災対策、土木建築事業、ジオツーリズムなどの観光振興の基礎となる資料としての利活用が期待される。
【】内は追記です、強調は編者、リニア中央新幹線事業も当該地域での「土木建築事業」です

この地質図の販売が予告されていたので確認しました・・・
産総研の地質調査総合センター5万分の1地質図幅 の販売リスト(価格) に「身延 08-069 発行年:2018 販売価格:¥2,480」「未公開」 の記載がありました。
購入案内 によると東京・麹町の 公益社団法人東京地学協会 も扱っているようです。

posted by ictkofu at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 工事

2018年10月13日

松川町のガイドウェイ製作ヤード用地を断念(報道記録)

リニア ガイドウェイ製作・保管の作業場 松川町、候補地を断念(信濃毎日新聞 2018年10月13日)

 下伊那郡松川町がリニア中央新幹線の「ガイドウェイ」の製作・保管ヤード(作業場)の候補地としていた上片桐の農地が、農業振興地域から除外できない見通しとなっていた問題で、町は(2018年10月)12日夜に開いた地権者らが対象の会合で、候補地とすることを断念したと明らかにした。深津徹町長は席上、「深くおわびを申し上げる」と陳謝した。
 町は2016年、鉄道のレール部分に当たる構造物ガイドウェイのヤードに上片桐の農地が活用できるとして県に情報提供し、JR東海と協議を進めてきた。町産業観光課によると、当初は農振除外が可能な「第2種農地」と認識していたが、県などとの協議の中で、生産性の高い「第1種農地」に区分され、農振除外が困難だと判明したという。
(以下略)
 会合には地権者ら22人が出席。町は「法律のハードルを越えるのは難しく、これが最終判断」と説明。農振除外ができる可能性がある農村産業法や地域未来投資促進法の適用についても、現時点では難しいとの考えを示した。
 一方、町は、ガイドウェイヤード撤去後に進めるとしていた企業団地の構想については、引き続き進めたい考えを示した。出席者からは「農業をしていいのかどうか中ぶらりんの状態。早く結論を出してほしい」などと厳しい意見が相次いだ。
 JRはこれまでの町との協議で、ヤードを造成する場合、リニア工事で発生する残土を使うことを条件としていた。町によると、残土量は約20万立方メートルだった。JRは取材に「町が企業団地として計画している土地の造成に発生土(残土)を活用していただくよう、引き続き協議させていただく」とした。

2017年08月10日 「長野県松川町で盛土してガイドウェイ製造工場設置の計画、発生土を活用する」、この件の最初の記事です。

続きがあります・・・
posted by ictkofu at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 工事

2018年10月06日

伊那山地トンネル新設(青木川工区)工事における環境保全

◇ JR東海の「工事の安全・環境の保全・地域との連携」から 長野県−環境保全の計画−「場所ごとの環境保全の計画」『中央新幹線伊那山地トンネル新設(青木川工区)工事における環境保全について』(PDF)(2018-10-06 PDFファイル 3,298 KB)がアップロードされています。これについてはリニア情報サイトで記録します。

JR東海、青木川工区の計画示す 環境保全、県村に提出(南信州新聞 2018年10月6日 14時50分)が出ています。

 リニア中央新幹線計画をめぐりJR東海は5日、大鹿村内で今月中に準備工事着手を予定している伊那山地トンネル青木川工区の環境保全計画を公表した。9月の工事説明会で示した内容をまとめ、同日、県と大鹿村に提出した。
(中略)
 工区は大鹿村―豊丘村の伊那山地トンネル(15.3キロ)のうち大鹿村内で東側の約3.6キロと非常口からなる。計画書は工事概要や環境保全措置、事後調査とモニタリングの計画などをまとめた4章立てのA4判69ページ。  計画によると、騒音対策では施工ヤードの周囲に高さ約3メートルの仮囲いを設け、進捗に応じて坑口に防音扉を設置する。  水環境の保全では、ヤード内に濁水処理設備を設置する他、排水は集水タンクで自然由来重金属の濃度を確認し、基準を超えた場合は浄化して放流する。  動植物保護では、計画地で分布が確認された希少猛禽類のノスリについて代替巣を設置。県のレッドデータブックで絶滅危惧IB類に指定される多年生草本のアゼナルコは移植を実施した。  クマタカへの影響低減策として、段階的に施工規模を大きくして騒音などに慣れさせるコンディショニングも行う。  今月から道路改良工事に着手し、来年1月ごろから非常口工事のヤード整備に入る。作業用トンネルの掘削は来年夏ごろからで、本坑の掘削開始は来年の冬ごろを予定している。  発生する残土は65万立方メートル。仮置き後、青木川上流にある残土置き場候補地の深ケ沢(8万立方メートル)に埋めるほか村総合グラウンドの整備などにも活用する計画だが、村外への搬出を想定している大半の行き先は固まっていない。
 JRは「環境保全措置を確実に実施し、事後調査、モニタリングを通じて状況を把握することで、環境影響を回避、低減する」としている。
 同社ホームページ上で公表している。

大鹿村では次の情報ページがメインと思えます・・・
リニア中央新幹線情報
大鹿村内のリニア工事・道路状況

posted by ictkofu at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 工事

2018年10月03日

鉄道・運輸機構の2018年度発注予定(2018年10月1日公表)

鉄道・運輸機構の広報ページは 平成30年度発注見通しの公表について Main procurement plan in FY 2018(平成30_2018年10月1日)このページから (5)発注機関 関東甲信工事局(PDF:185KB)(作成日 2018年10月1日)
ちなみに前回の発注見込み広報は 鉄道・運輸機構の2018年度発注予定(2018年7月2日公表) でした。

平成30年度 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
関東甲信工事局における発注の見通しの公表について
平成30年10月1日
独立行政法人
鉄道建設・運輸施設整備支援機構
関東甲信工事局
 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構関東甲信工事局における平成30年度の工事等の発注の見通しを下記のとおり公表します。
 なお、ここに掲載する内容は、平成30年10月1日現在の見通しであるため、実際に発注する工事等がこの掲載と異なる場合、又はここに掲載されない工事等が発注される場合があります。
T    工     事
1 一般競争入札(1件)
 1-1 工事名 : 中央新幹線、中央アルプストンネル3
  1)工事種別 : 土木
  2)工事場所 : 長野県飯田市、下伊那郡阿智村、木曽郡南木曽町
  3)工  期 : 約84か月(※ 前回広報 約85か月)
  4)工事概要 : トンネル 7,230m(※ 前回広報 7,230m)
           斜坑1  1,950m(※ 前回広報 1,950m)
           斜坑2  1,580m(※ 前回広報 1,580m)
  5)入札予定時期 : 第4四半期(2019年1月〜3月)
   【編注・2018年7月公表(※)でも同じ平成30年度第4四半期】
中央アルプストンネル3(工区)についての発注見通し公表は今回が最終かも知れません。2019年1月には入札公告が出て年度内には落札事業体が決定、新年度2019年4月から工事開始かと思います。84か月(7年間)の工期で完工は2026年3月と予定されます。
トンネル工事期間にはガイドウェイその他の付帯設備工事期間も含まれているとして、他地域の軌道建設も同時進行なら、2026年度1年間で全線のテスト走行が繰り返され、2027年度開業に至る。

私がこの発注見通しに気付いたのは2018年1月の公表でした。その時の「中央アルプストンネル3」は、工期: 約93か月、工事概要: トンネル 6,840m、斜坑1 2,100m、斜坑2 1,900m でした。

機構は新幹線トンネル工事の経験は豊富で山梨リニア実験線のトンネル工事も担当していますが、今回は関係先との慎重な調査・打合せを続けながら最終と思える入札予定公表に至ったものかと思っている・・・その私は建設に関しても全くのシロウトですが。
簡易公募型競争入札方式 (5件) 4‐1 中央新幹線 1) 業種区分 : 土木 設計 調査 2) 履行期限 : 約12か月 約12か月 約12か月 約12か月 3) 役務概要 : 協議関連資料作成 4) 入札予定時期 : 第4四半期 4‐2 中央新幹線 1) 業種区分 : 用地測量調査 2) 履行期限 : 約5か月 約5か月 約5か月 3) 役務概要 : 事業用地取得等に伴う土調査測量(長野県下伊那郡阿智村) 事業用地取得等に伴う土調査測量(長野県下伊那郡阿智村) 事業用地取得等に伴う土調査測量(長野県下伊那郡阿智村) 事業用地取得等に伴う土調査測量(長野県下伊那郡阿智村) 4) 入札予定時期 : 第3四半期 第3四半期 4‐3 中央新幹線 1) 業種区分 : 用地測量 調査 2) 履行期限 : 約6か月 約6か月 約6か月 3) 役務概要 : 事業用地取得等に伴う土調査測量(長野県飯田市) 事業用地取得等に伴う土調査測量(長野県飯田市) 事業用地取得等に伴う土調査測量(長野県飯田市) 事業用地取得等に伴う土調査測量(長野県飯田市) 営業 線近接作有 4) 入札予定時期 : 第4四半期 4‐4 中央新幹線 1) 業種区分 : 用地測量 調査 2) 履行 期限 : 約6か月 約6か月 約6か月 3) 役務概要 : 事業用地取得等に伴う土調査測量(長野県木曽郡南町) 事業用地取得等に伴う土調査測量(長野県木曽郡南町) 事業用地取得等に伴う土調査測量(長野県木曽郡南町) 事業用地取得等に伴う土調査測量(長野県木曽郡南町) 4) 入札予定時期 : 第4四半期 4‐5 中央新幹線 1) 業種区分 : 地質調査 2) 履行期限 : 約13 か月 3) 役務概要 : 機械ボーリングによる地質調査(山梨県南アルプス市) 機械ボーリングによる地質調査(山梨県南アルプス市) 機械ボーリングによる地質調査(山梨県南アルプス市) 機械ボーリングによる地質調査(山梨県南アルプス市) 機械ボーリングによる地質調査(山梨県南アルプス市) 機械ボーリングによる地質調査(山梨県南アルプス市) 機械ボーリングによる地質調査(山梨県南アルプス市) 機械ボーリングによる地質調査(山梨県南アルプス市) 4) 入札予定時期 : 第4四四半期
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2018年09月09日

ボーリング調査孔の跡がもたらす環境影響の実例と対策

東京外環道大深度地下工事で発生した事案に関する事業者からの広報記事の一部を引用した図です。
2015年02月01日、大深度法と東京外環道・リニア中央新幹線に関する院内集会 2月3日、この案内記事を書いた時に関係サイトを確認してリンク集を残してありますので、ここでは3点のみ記載します。
東京外かく環状国道事務所(国土交通省)
東京外環プロジェクト(事業者の公式サイト)
外環ネット最新ニュース(市民サイドのネット発信)

問題の状況は「外環ネット最新ニュース」をご参照ください。「外環道 野川」で検索すれば記事は多数ヒットします。衆議院 2018年7月30日提出・東京外かく環状道路に関する質問主意書 に答弁もあります。
下図は「東京外環プロジェクト」の 2018/08/29 【お知らせ】東名JCT周辺の野川の気泡等について から「調査結果(気泡漏出及び地下水流出推定メカニズム)」PDFファイルを画像として引用したものです。

続きがあります・・・
posted by ictkofu at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 工事