2021年03月01日

JR東海は山梨工区の湧水を静岡に流すと提案(第9回有識者会議・国土交通省)

◇ 2021.03.01 リニア工事の湧水、静岡へ JR提案に山梨知事「影響気になる」(産経新聞 2021.3.1 19:11)
 リニア中央新幹線の工事をめぐり、JR東海が山梨県内の工事で出た湧水を静岡側に流すと提案したことについて、山梨県の長崎幸太郎知事は(2021年3月)1日、記者団に同県内への影響の有無を精査して対応を検討すると明らかにした。
 長崎知事は「報道ベースでしか承知していないが、山梨側の生態系に影響があるかどうか気になるので、それを見ながらどう評価するかお伝えしたい」と述べた。
 JR東海は(2021年)2月28日に開かれた政府の有識者会議で、静岡から山梨への湧水流出は回避できないと説明。代わりに山梨県内のトンネル掘削で発生した湧水をくみ上げて大井川へ流す方法を提案していた。
◇ 国土交通省・リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議
このページで、「第9回 リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議(2021/02/28)」ですが、座長コメント(PDFファイル) に上記提案についても書かれています。
会議資料の詳細は 第9回リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 配布資料 にあります。
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2021年02月10日

山梨県はリニア駅利用者数を1日1万3500人と推計

◇ 2021.02.10 リニア駅シャトルバス 1日4700人利用(2021.02.10 20:33 YBSニュース)
(2021年2月)10日、山梨県は甲府市大津町に建設予定のリニア駅とJR小井川駅を結ぶシャトルバスについて、1日4700人が利用するとの推計を発表した。有識者らでつくる駅前エリア整備の在り方検討会議で示した。
県によると、片道の平均利用者数は70人で、ピーク時には130人から140人が利用するとしている。
使用車両は、大型路線バスと燃料電池バス、連接バスの3種類で検討している。ピーク時には2台から4台が必要になる見込みで、1台あたりの車両の購入費用は3千万円から1億円になるとしている。
県は今後、シャトルバスの種類や運営主体、車両基地の必要性について検討を進める方針だ。
◇ 2021.02.10 リニア駅にバス導入の場合を検討(02月10日 18時03分 NHK甲府放送局)
リニア中央新幹線の開業に向けて駅からの交通アクセスのあり方などを検討する県の会議が開かれ、シャトルバスを導入した場合に想定される費用などが報告されました。
この会議は、甲府市大津町に駅が建設される予定のリニア中央新幹線の開業効果を県内全域に波及させるために必要な交通アクセスや駅前整備を検討するため県が開いています。
10日はリニアの駅とJR身延線の小井川駅を結ぶためシャトルバスを導入した場合に想定される費用などについて事務局から説明がありました。
それによりますと、リニアの駅の乗降客数は1日あたり1万3500人が見込まれ、このうち小井川駅とを結ぶシャトルバスの利用者は4700人で、ピーク時には一度に130人から140人が見込まれるということです。
そしてこの人数に対応するためには、大型路線バスなどだと2台から4台、連結型のバスだと2台から3台が必要で、その購入費用として数千万円から数億円程度かかることが報告されました。
また、年間の運行経費に数千万円程度かかる一方、1人あたりの運賃を200円とすると年間の収入は3億円から4億円程度が見込まれるということです。
委員からは、リニアの駅や小井川駅周辺の魅力作りをはじめそこから県内の観光地に行けるような仕組み作りが必要だとか、観光などの具体的な戦略とセットでないと乗降客数が見込めず、シャトルバス自体必要なのかという意見にもつながるなどといった指摘が出ていました。
検討会では、今年度中に意見をまとめる方針です。
リニア山梨県駅と身延線小井川駅を結ぶバスの利用者数推計ですが、リニア駅周辺地域の新開発事業によってはリニア中央新幹線利用者以外の人々も電車+バスとして利用するであろう想定は当然です。
YBSが伝えた「駅前エリア整備の在り方検討会議」の審理状況は山梨県庁発信情報から整理しておきたいと思います。
リニア駅前エリア整備の在り方検討会議(山梨県リニア交通局リニア未来創造・推進課)
第4回リニア駅前エリア整備の在り方検討会議(2021年2月4日 開催を通知したページ)
  開催日時 令和3年2月10日(水曜日) 13時30分から90分程度、Web会議
  議事
   ・リニア駅前エリアの交通結節機能の整備の在り方について
   ・リニア駅ー小井川駅間のシャトルバスについて
posted by ict工夫 at 23:46| 山梨県

2020年09月04日

リニア駅からの交通アクセスのあり方(山梨県政の審議過程)

◇ 2020.09.04 リニア駅北側に交通機能を集約案(09月04日 17時54分 NHK甲府放送局)

リニア中央新幹線の開業効果を山梨県内に波及させるため駅からの交通アクセスのあり方などを話し合う県の検討会が(2020年9月)4日、開かれ、事務局から駅北側を中心に自家用車向けの駐車場やバスやタクシーの乗り場などを設置するたたき台の案が示されました。

この会合は甲府市大津町に駅が設置されるリニアの開業効果を県内全域に波及させるための交通アクセスのあり方や駅前の整備方針を検討するために県が設置したものす。

4日の検討会では、茨城県日立市が導入している専用道路を整備してバスを走らせる「BRT」と呼ばれる公共交通網が紹介され、市の担当者とテレビ会議システムをつなぎ、事業の概要や利用状況などについて説明を受けました。

続いて、交通アクセスに関して駅前のエリアをどう使うか県などの事務局からたたき台が示されました。
それによりますと、中央自動車道と駅を直結させるスマートインターチェンジが整備される北側に自家用車を止め、乗り換えるためのパークアンドライドの駐車場や、高速バスや路線バス、それにタクシーなどの乗り場などを設置するとしています。

また、駅の南側は短時間の駐車場などをのぞいてどう整備するかははっきりと示しておらず今後、議論を重ねるとしています。
出席者からは「北側と南側の行き来をしやすくできるならバスやタクシーの乗り場はどちらか一方でいいのでは」といった意見が出されていました。
検討会では今年度中に意見をまとめることにしています。
◇ 山梨県リニア交通局リニア未来創造・推進課 リニア駅前エリア整備の在り方検討会議
このページがメインです。2019年1月に就任された長崎幸太郎知事のリニア中央新幹線関連事業施策の一環と思いますのでWebサイトで整理しておく予定です。
【参考・タグ・リニア駅
タグ:リニア駅
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2020年08月27日

JR東海社長記者会見、東京ー甲府など先行開業を否定 2020年8月27日(報道記録)

◇ 2020.08.27 リニア新幹線 JR東海社長 東京ー甲府など先行開業を否定(2020.08.27 19:20 UTYテレビ山梨)
 水資源をめぐる静岡県との対立でリニアの開業の遅れが避けられない状況となる中、JR東海の金子社長は東京ー甲府間など先行開業を改めて否定しました。
リニア中央新幹線をめぐっては静岡県が大井川の流量減少を懸念しトンネル工事の着工を認めずJR東海は2027年の東京ー名古屋間の開通は難しい状況としています。
 8月27日の会見でJR東海の金子慎社長は東京ー甲府間などの先行開業についてリニアは東海道新幹線のバイパスを作ることが目的で一部の先行開業では達成できないとして改めて否定しました。
また、先行開業には新たな設備が必要だが全線開業後は、不要となるとして「現実的ではない」としました。

2020年8月27日のJR東海社長記者会見は、ニュースリリース に 『2020.08.27 【社長会見】2020年度 地震防災訓練の実施について』 は記載されています。しかし上記の発言がされた事は公式サイトからは不明です。
同様な事はこれまでに何度もありました。マスメディアが記者会見での発表として報じても、JR東海のニュースリリースとしては記載されていない場合が多いのです。それも民間企業の一つのあり方だとして私はマスメディアの情報を記録しておくだけですませています。
今回の社長発言はおそらくUTYテレビ山梨の記者さんからの質問に答えたものだろうと私は推察しています。そういう場合には他のメディアの記事にはならないものですから。

2020年07月09日 リニア中央新幹線の早期開通を求める山梨県議会意見書 として記事を7月に掲載しました。チマタでは品川〜山梨を先行開業の要望なども出ているらしいですが、私は状況から見て相模原〜山梨を開通させるだけで事業は一旦中断が良いとも思っています。元々は実験線試乗施設である山梨県都留市の駅施設と甲府駅だけを結ぶ観光路線にすれば良いと思って来たのです。
ですから山梨県早川町と長野県大鹿村のアルプストンネルから工事をスタートしたのには驚いたことを思い出します。そのトンネルの中核である静岡工区が着工に至らない現況こそが、国(国土交通省)とJR東海の二人三脚が犯したミステークを如実に示しているでしょう。戯れ言はここまでにして筆をおきます。

続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 23:00| 山梨県

2020年07月21日

山梨県はリニア新幹線推進本部を設置

◇ 2020.07.21 リニア新幹線で県に推進本部設置(07月21日 14時42分 NHKNHK甲府放送局)
リニア中央新幹線は2027年の開業が厳しくなっていますが、県は、開業に向けて計画的に施策を進めるため「リニアやまなしビジョン推進本部」を設置し、長崎知事は開業の時期にかかわらず計画を推進するよう指示しました。

県はことし3月、リニア中央新幹線の開業に向けたさまざまな施策を進めるための計画、「リニアやまなしビジョン」を策定し、21日、施策の具体化を図るための推進本部を設置して初めての会議を開きました。
この中で推進本部の本部長を務める長崎知事は「リニアをひとつのきっかけとして山梨の将来像を描いて具現化していく」と述べました。

リニア中央新幹線をめぐってはJR東海と静岡県との協議が難航し2027年の開業が厳しくなっていますが長崎知事は「リニアが開通したらかけ算となってその効果が増していく。ぜひとも将来に向けて積極的な議論とご協力を心からお願いしたい」と述べ、開業の時期によらず着実に計画を進めていく考えを示しました。
県は今後、土地が比較的安価で、首都圏や関西圏との移動時間が短くなるメリットをいかし、国内外の優秀な研究者が集まる研究開発拠点をつくるための環境整備をすすめていくことや開業の効果を県内全域に波及させるため、甲府市に設置される計画の新たな駅と県内を結ぶ交通ネットワークの検討をすすめるなど、施策の具体化を展開することにしています。
◇ 2020.07.21 2027年厳しくなる中 リニア開業見据え 活性化の推進本部設置(2020.07.21 19:30 UTY)
リニア中央新幹線の開業を見据えた地域活性化の指針リニアやまなしビジョンを推進するための山梨県の会議が立ち上がりました。
リニア開業を見据え県はクリーンエネルギーなどの分野で最先端の技術開発に取り組む企業を誘致し関連産業を集積させることで雇用の拡大や地域活性化につなげようとビジョンを作成しています。
7月21日立ち上がった会議はこのビジョンの実現に向け必要な施策を推進するためのもので、専門的な知識を持つ有識者をアドバイザーに委嘱し誘致企業の絞り込みなどを今年度の活動とすることが報告されました。
リニアの開業を巡っては静岡県が着工を認めていないことからJR東海は東京―名古屋間の2027年の開業は難しいという認識を示していますが長崎山梨県知事は「開業の時期にかかわらず山梨の将来像を描き実行に向けて進め開通後の効果を高めていきたい」と述べました。
繰り返しになりますが、私は新型コロナウイルス感染症問題の状況確認に注力している状況なので、山梨県政が発するリニア中央新幹線事業に関する情報も未整理です。
世界各地での COVID-19 問題がとりあえず終息段階に到達してから、その後の世界各国の政治・経済・社会状況はどのように変わっていくか、そこまではなんとかフォローしたいと思っています。
新型コロナウイルスの地球侵略に世界中が一致団結して戦う、まるで映画にしか無い宇宙戦争のような状況下で山梨県政の発想・施策の有り様を冷静に見つめることが出来るのも私には良い学習になります。
posted by ict工夫 at 23:00| Comment(0) | 山梨県