2019年07月25日

特集 ストップ・リニア新幹線(月刊まなぶ 2019年8月号)

月刊まなぶ 2019年8月号(188号 7月10日 発売450円) 特集 ストップ・リニア新幹線

月刊まなぶ
「リニアは速くて役に立つ」と単純に思い込まされていた人々の認識が変わる可能性が生まれている。
それは、静岡県知事が「大井川の水の減量は許さない」などまともな意見を言い続けていること。
それを支える専門家の意見表明が続いていること。
「ストップ!リニア行政訴訟」の他に、27km高架橋の山梨県では、南アルプス市の沿線住民が、5kmに限って「リニア工事差し止め及び損害賠償請求」民事訴訟を2019年5月起こしたことなどから推測できる。
東京では「大深度地下法(40m以上地下では地権者の同意なしにトンネルを掘れるという法律)違憲訴訟」も起きている。(以下略)
月刊まなぶ
◇知られざるリニア新幹線の真実 
  川村 晃生氏(ストップ・リニア!訴訟原告団 団長)
◇リニア新幹線:限界技術のリスク
  阿部 修治氏(武蔵野大学工学部教授) 
◇リニア新幹線建設の現状
 懸樋 哲雄(リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会)
 矢沢 美也(リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会)
 建部由美子(リニア新幹線を考える相模原連絡会)
 平川 一星(リニア・市民ネット山梨)
 春日 昌夫(飯田リニアを考える会)
 望月 吉春(静岡原告団)
 原  重雄(東濃リニアを考える会/原告団 副団長)
 小林  収(リニアを問う愛知市民ネット)
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2017年10月26日

リニア新幹線が不可能な7つの理由(岩波ブックレット 975)(出版情報)

図書でタイトルされた「不可能な7つの理由」とは、難問が7つあるという指摘です。

難問の6はリニア訴訟に関係する国土交通省の問題、7は事業の財源と採算問題です。そもそも論で言うなら、これらが国会で的確に審議され政府が事業再検討を決断していたら、難問1〜5は無く地域自治体の苦労も生じなかったでしょう。そうは問屋が卸さない国会・政権を選んだのは国民ですから以って瞑すべきか。
とにかく、既に事業が行なわれている現在、5つの難問 を沿線地域行政自身で解決できる方法はあるか・・・
一つ一つの難問に対応する施策について、まずは地域行政としての明瞭・的確な情報発信が求められていると私は思っています。
法令等の規程もあり個々の地方自治体では解決できない難問であれば、沿線地域が一体となって国政に働きかけることは既にリニア中央新幹線建設促進期成同盟会が推進の立場から行なってきたことです。それを難問解決を求める観点から行う事も可能でしょう。これは地域行政への信頼を高め、行政が目指すリニア中央新幹線開通後の地域活性化にも結びつくことだと私は考えています。

樫田秀樹著 リニア新幹線が不可能な7つの理由
著者 樫田秀樹(ジャーナリスト)
出版 岩波書店(岩波ブックレットNo.975)
発行 2017年10月5日 ISBN978-4-00-270975-8
体裁 A5・並製・64頁
定価 本体 520円+税

『夢のような宣伝文句とともに,事業費10兆円を超すリニア中央新幹線の建設工事が始まった.しかし,未熟なリニア技術の安全性や南アルプスをぶちぬくトンネル工事,その残土の行き場や住民の反対,そして見通せない採算性など,行く手には多くの困難が立ちふさがる.現場に足を運びつづけるジャーナリストが徹底検証する.』

表紙を開いてスキャンした目次右上の陰で分かるように、このブックレットは右開き縦書きです。横書きを読み慣れた私にはつらかったですが、全て現地調査を踏まえた内容が実に参考になりました。
樫田秀樹著 (目次)
はじめに
リニア計画とは?
難問1 膨大な残土
難問2 水涸れ
難問3 住民立ち退き
難問4 乗客の安全確保
難問5 ウラン鉱床
難問6 ずさんなアセスと、住民の反対運動
難問7 難工事と採算性
おわりに ---- 住民・市民の声に耳を傾けられるか

「はじめに」では 「リニアはいったい何を実現するのか。何を壊すのか。一人でも多くの人にそれを理解してもらうことが本書の目的である。」 と締めくくられています。

「リニア計画とは?」では、「JR東海の目的」、「リニア計画の経緯」の2点が書かれています。リニア新幹線事業への賛否いずれにせよ、まずはこの2点を理解した上で読み進められるのが良いと思います。

「おわりに」で書かれていることは 「市民の前に現われないJR東海」、「軽視される住民の合意と理解」、「住民を軽視するマスコミと国会」 の3点です。
私は7つの難問を読み始める前にまずこの3箇所を読みました。

公共でも民間でも何かを実施する時には、まず目的(何故やるのか)から始まり、その為には何をやるべきかを検討し、それを何処で何時やるかを考えた上で、誰がどんな方法でやるかを決定するものです。
なぜ Why、なに What、どこ Where、いつ When、だれ Who、どんな方法 How、これを5W1Hと表現して、常にこの順序で考えることが大切なのだ、順序を変えると仕事は成功しないと私は教えられました。
この教訓を忘れていつもしくじる私ですがリニア新幹線事業を考察する基本になっています。

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2017年09月13日

総点検・リニア新幹線 問題点を徹底究明(出版情報)

緑風出版 総点検・リニア新幹線―問題点を徹底究明
リニア・市民ネット 編著 2017年9月 刊
緑風出版 ISBN978-4-8461-1713-9 C0336
A5変形判並製/168頁 ¥1400(税込 ¥1,512)
■内容構成
T どんな計画ですか?
 Q01 リニア中央新幹線はどのような計画ですか?
 Q02 超電導技術とは何でしょうか?
 Q03 「夢のリニア」の「夢」とは何でしょうか?
 Q04 地域振興とはどのようなものがありますか?
 Q05 なぜトンネルが多いのですか?
 Q06 環境アセスはどのように行なわれましたか?
 Q07 沿線都県の自治体はどのように対応していますか?
U どんな問題があるでしょうか?
 Q08 エネルギーはどれくらいかかるのでしょうか?
 Q09 磁界(電磁波)の強度はどのくらいでしょうか?
 Q10 磁界のリスクとその基準はどうなっていますか?
 Q11 電磁波対策はどうなっていますか?
 Q12 地震のときトンネルはどうなるでしょうか?
 Q13 活断層や大鹿村を掘り抜けて大丈夫ですか?
 Q14 トンネル内で事故のとき避難はどうするのですか?
 Q15 フェイルセイフシステムとは何でしょうか?
 Q16 ドイツや中国のリニアはどうなっていますか?
 Q17 建設費に問題はないのでしょうか?
 Q18 リニアの採算はとれるのでしょうか?
 Q19 財政投融資を行なうそうですが、どういうことでしょうか?
 Q20 東海道新幹線は今後どうなるのでしょうか?
 Q21 トンネルを掘ることによる水涸れは大丈夫でしょうか?
 Q22 地下からはヒ素など有毒物質が出るとのことですが?
 Q23 大深度地下使用に問題はないのでしょうか?
 Q24 トンネル掘削による残土は処理できるのでしょうか?
 Q25 山梨実験線の建設によってどんな被害が出ていますか?
 Q26 明かり区間にはどんな問題があるのでしょうか?
 Q27 沿線での生物環境へ影響はどのようなものがありますか?
 Q28 岐阜のルート上の旧ウラン鉱山は安全なのですか?
 Q29 リニアは景観にどのような影響があるでしょうか?
 Q30 説明会やパブコメはどのように行なわれましたか?
 Q31 沿線の住民はどのように受け止めているのでしょうか?
 Q32 裁判が進行していますが争点は何ですか?
 Q33 リニアによる時間短縮や速さは人間や社会に何をもたらすのでしょうか?
 Q34 リニアの便利さをどれだけの人が享受できるでしょうか?
 Q35 速くするためのエネルギーは人間を幸福にするのでしょうか?
 Q36 リニアのメリットとデメリットの比較

9月8日(金)に「ストップ・リニア!訴訟」第6回口頭弁論が東京地裁で行なわれたので、その情報を調べている時に、この新刊を知りました。
この36問のうち、私が即答できるのは10あるかどうか、心もとないです。これからも学習は続けます。

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2014年09月25日

日本の科学者誌10月号特集 「リニア新幹線の徹底解剖」

本の泉社 の月刊 「日本の科学者」 誌、2014年10月号で特集が組まれたことを知りました。
通信販売でも入手可能です。税込み617円
「日本の科学者」刊行一覧から、Vol.49 のページに入れます。

日本科学者会議 については、おそらく政治的色目で見る人々も多いでしょう。
国土交通大臣がリニア計画の凍結を提案したとして、その時にリニア村信者は「それでもリニアは動く」と呟くかも知れない。大臣が事業遂行を決定したら、「それでも山は動く」 と私は呟こう。科学とはそういうものです。
今まさにZ旗が掲げられている日本国において、各員一層奮励努力し、情報を求め、知り得たソースを素材にしてリニア中央新幹線について理解しておくことは大切です。
特集の内容は記事に書かれていますから省きます。

日本の科学者2014年10月号

ちなみに、山梨県内の県立図書館、公立図書館では「日本の科学者」は購読していないので通信販売で入手するのが簡単でしょう。

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2014年09月06日

“悪夢の超特急” リニア中央新幹線、2014-09-17 発行

“悪夢の超特急”リニア中央新幹線 2014年9月17日 旬報社の新刊
「出版停止から半年間」とお書きになった著者のブログ記事(2014/09/04)から出版の経緯が分かります。版元が 「旬報社」 だと分かったので、すぐに8月31日の記事にした 「虚像の抑止力」 を思い出しました。
著者のブログや版元の告知ページを参照してください。一部だけ引用しておきます、私が感じていることと同じだから・・・・

リニア計画では、すでに山梨県のリニア実験線周辺で、起こらないといわれていた水枯れが頻発しているだけに、問題発生の可能性は低くはないと推測する。しかし、その検証がされていない。
 あるテレビ関係者は言った。「JR東海がスポンサーである以上、報道は難しい。でも、事故や大問題が起これば取材できる」と。だが、私は事故を待ってなどいられない。いま伝えることで、多くの人にリニアに関する情報を知ってもらい、議論をしてほしい。
 なぜなら、リニアは似ているのだ。原発の推進の仕方と。

続きがあります
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