2022年09月06日

日本ジャーナリスト会議は信濃毎日新聞のリニア記事にJCJ賞を贈る

日本ジャーナリスト会議(JCJ)
「土の声を『国策民営』リニアの現場から」 (信濃毎日新聞)
 日本列島の中央部の自然体系と地形、風土を大きく傷つけながら強行されているリニアモーターカー建設プロジェクト。現下で総工費約7兆円のうち約3兆円を政府が財政投融資で貸し出すという「国策民営」の事業だ。
 しかし長野など関係県や市町村には大きな負担が押し付けられている。その必要性、有効性からも「21世紀最大の無駄プロジェクト」といわれる事業に対して、地元住民などの根強い反対運動が続く。  86%がトンネル工事の同プロジェクトでは、残土の処理や運搬など「土」の処理が大きな課題になっている。
 この「土」に焦点をあてながら、報道機関がとかく及び腰だったリニア問題に、正面から本格的に切り込んだ本企画は、斬新でインパクトが大きい。
2022/09/05 本紙の連載キャンペーン「土の声を」JCJ賞 リニア問題に正面から切り込む(信濃毎日新聞デジタ)
 日本ジャーナリスト会議(JCJ)は4日、信濃毎日新聞の連載キャンペーン「土の声を『国策民営』リニアの現場から」に今年のJCJ賞を贈ると発表した。年間の優れたジャーナリズム活動・作品を顕彰する同賞は1958(昭和33)年に創設され、今年で65回目。本紙では昨年、連載キャンペーン「五色(いつついろ)のメビウス」がJCJ大賞を受けたのに続く受賞となる。(2022/09/05 の記事から引用)
posted by ict工夫 at 19:00| 長野県

2021年02月17日

長野県・飯田市・JR東海三者の調整会議

◇ 2021.02.16 リニア工事に向けてより円滑な連携を・県と飯田市、JR東海が初の調整会議 長野・飯田市(SBC信越放送 2021年02月16日18時57分)
県内で行われているリニア中央新幹線の工事ついてより連携を図るため、県と飯田市、JR東海による会議が開かれました。
飯田市役所で初めて行われた会議には、県と飯田市、それにリモートで参加したJR東海の関係者の合わせて20人ほどが出席しました。
会議は、冒頭を除いて非公開で行われましたが、県などによりますと、JR東海から、およそ52.9キロの県内の工事区間のうち、これまでにおよそ86%で業者と契約を結び、順次、工事が行われていることなどが説明されたということです。
佐藤市長は「きょうを契機に、調整をよりしっかりしていきたい」と話していました。
今後も3か月に1回ほどのペースで会議を開くということです。

長野県や飯田市からの明細報告を確認したいので、備忘メモとして報道記事を記録しておきます。
長野県には次のようなページがあります。
JR東海との懇談・意見交換について
リニア中央新幹線の工事の状況 県内工事の概要
◇ 飯田市・リニア推進課のお知らせ情報、などがあります。

自分のWebサイトですが、長野県については リニア中央新幹線 長野県 を設定して、長野県庁と関係市町村の情報発信を整理していました。2020年はこれらの情報整理を進める予定でしたが、新型コロナウイルス感染症問題によってリニア関連は作業中断になりました。コロナ禍で日本国はもとより自分や身内の者たちもこの先どうなるか、新型コロナウイルス世界大戦の最中でリニアに関わっていられる状況じゃないのが正直申して私の心境です。
posted by ict工夫 at 11:15| 長野県

2019年02月14日

長野県阿部知事とJR東海金子社長のトップ会談 2019年2月15日

長野県(リニア整備推進局)プレスリリース平成31年(2019年)2月4日 知事とJR東海社長とのトップ会談を行います

リニア中央新幹線の整備推進に伴う諸課題への対応等について、阿部知事とJR東海金子社長がトップ会談を行います。
 平成31_2019年2月15日(金) 16:30〜17:30(予定)
 JR東海品川ビル内(東京都港区港南二丁目1番85)
 関係する市町村長はじめ地域の皆様のご意見・ご要望等を踏まえ、リニア中央新幹線の整備推進に伴う諸課題への対応等について、意見交換、情報交換を行います。
2019-02-04 長野県広報

確認できたメディア報道を記録しました。(2019年2月16日)

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posted by ict工夫 at 13:55| 長野県

2018年07月14日

長野県中川村のブッポウソウ保護でJR東海が工事中断(報道記録)

中川のリニア関連トンネル工事中断 ブッポウソウ報告受け(信濃毎日新聞 2018年7月14日)

 JR東海が(2018年7月)13日、リニア中央新幹線関連工事として上伊那郡中川村で新設中の「四徳渡(しとくわたり)トンネル」の工事を中断したことが分かった。
12日夜に開かれた同村リニア対策協議会で、工事現場近くで営巣していた県天然記念物の渡り鳥「ブッポウソウ」がいなくなった―とする報告があったことを受けた一時的措置。JR側は「今後の対応は、県をはじめとする関係機関と相談しながら決めたい」としており、工事の再開時期などは未定だ。

 ブッポウソウの保護活動をしている地元の「ブッポウソウの里の会」によると、一帯は1990年以降、ブッポウソウが毎年営巣。今年も5月下旬に2組の営巣を確認したがひなは確認できず、6月20日ごろにはいなくなっていた。通常の年は7月下旬ごろに巣立つという。12日の協議会では、5月下旬から7月下旬の繁殖時期に「何の配慮もされず工事が行われた」との声がメンバーから出ていた。

 ブッポウソウは長野県版レッドデータブックで「絶滅危惧1A類」に指定されている。同会によると、中川村はブッポウソウの県内有数の営巣地で、今年は約20組の営巣を確認した。特に四徳渡トンネル付近は村内で最も多い地域で、同会や野鳥の会が巣を掛けるなど保護活動をしている。
 JR東海は7月2日の現地調査でブッポウソウのつがいが飛んでいるのを確認したが、巣は確認していないとしている。
(以下略)
 「ブッポウソウの里の会」事務局の桃沢孝之さん(中川村)は、ブッポウソウが見られなくなったことについて「絶対とは言えないが、工事が影響したと思う」と指摘する。
 四徳渡トンネルの工事は、下伊那郡大鹿村から同郡松川町へと続く県道松川インター大鹿線の改良工事の一環。大鹿村からリニアのトンネル工事の残土運搬での利用が見込まれている。
 JR側は、県の公共事業の環境配慮書に基づき、専門家から助言を受けて、ブッポウソウに配慮した工事計画を立てたと説明。繁殖期間中は大きな音を立てる工事を避け、クレーン作業も5月10日以降しておらず、安全上必要な照明は夜中にともしているという。同社は、7月2日の現地調査でブッポウソウのつがいが飛んでいるのを確認したが、巣は確認していないとしている。
 協議会でJR側に工事中断を要請した宮下健彦村長は「今後どうするか、ブッポウソウの里の会の話も聞きながら(対応を)進めてほしい」と話している。

中川村リニア中央新幹線対策協議会
長野県版レッドデータブック・レッドリスト、このページから長野県版レッドリストの改訂、閲覧、書籍販売などの情報が得られます。
◇ 長野県飯田建設事務所 県道松川インター大鹿線の改良工事について、リニア中央新幹線南アルプス長野工区(大鹿村)の発生土(残土)を搬出するための道路整備については、このページが全体像を明確に説明しています。
このブログでは 長野県のリニア発生土運搬道路工事の近傍で土砂崩れ発生 など「タグ・中川村」で記事を書いています。

続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 17:03| 長野県

2018年03月15日

長野県知事はJR東海との定例会見で停車本数毎時1本以上と防音対策などを要請

リニア県内駅に「1時間に1本以上」 知事、JR東海社長に(信濃毎日新聞 2018年3月13日)

 JR東海が2027年の東京・品川―名古屋開業を目指すリニア中央新幹線事業を巡り、阿部守一知事と同社の柘植康英(つげこうえい)社長が意見交換する「トップ会談」は(2018年3月)12日、県庁で開いた。知事によると、県側は、飯田市に設置される県内駅の停車本数について「上下とも1時間に1本以上確保」を要請し、柘植社長は「(開業が)近くなった段階で検討したい」と応じた。4月に新社長に就く金子慎副社長とも定期的に会談していくことも確認した。
(中略)
 JR東海は2009年、需要予測の前提として1時間当たり4本が直行便、1本が各駅停車便との想定を示している。知事が会談の場で停車本数の確保を求めるのは初めて。県と県内4地区の期成同盟会、経済団体などでつくる「リニア中央新幹線建設促進県協議会」も昨年(2017年)11月の総会で同様の要請を採択し、同社に伝えていた。
 会談は冒頭を除き非公開。柘植社長は冒頭あいさつで、リニア関連の道路トンネル工事が原因とみられる県道松川インター大鹿線の土砂崩落事故について「大変なご迷惑、ご不便を掛けて申し訳ない」と陳謝。知事は「地域の暮らしの幹線道路」として、安全対策を講じた上で「地域と顔の見える関係を築いて丁寧な対応をしてほしい」と求めた。
 県内駅の周辺住民からは、リニアが地上部を走る「明かり区間」に、防音壁よりも遮音性が高い覆い(フード)の設置を望む声がある。知事は地元要望を念頭に防音対策を要請し、柘植社長は「しっかり検討して丁寧に対応したい」と述べたという。
 知事と柘植社長によるトップ会談は定例化後3回目で、県内開催は初めて。
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posted by ict工夫 at 06:43| 長野県