2017年03月14日

静岡県の利水団体が大井川の流量減対策をJR東海に要望した

静岡新聞の2017年3月14日記事 「大井川の流量減対策要望 利水団体、リニア工事でJR東海に」 を確認しました。

2014年11月21日の記事で書いたことがある島田市の染谷絹代市長が ご自身のFacebook で今回の要望についてお書きになっています・・・

「島田市をはじめ土地改良区など11の利水団体の代表がJR東海静岡工事事務所に出向き、リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題について、流量減少対策の内容を明記した協定を4月末までに締結するよう強く求め、要望書を手渡して来ました。」

静岡県のブロガーさんが大井川水系の問題について書かれている多数の記事が参考になります・・・リニア中央新幹線記事一覧・総まとめ「大井川水系の水が失われる問題」「JR東海の示した導水路建設案について」「大規模山崩れ直下の大井川河原に残土を捨てる問題」などポイントをきちんと押えて考察を展開されています。

私のこのブログでは タグ/大井川 の記事を書いていて、問題はWebサイトで整理する予定ですが未完了です。
山梨リニア実験線地域で発生した同様な水源枯渇問題についての山梨県政の対応情報は私には確認できていませんので、静岡県行政のスタンスを参考にしています。

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 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題について、下流域の行政や土地改良区、電力会社など計11の水利用団体は13日、JR東海に対し、流量減少対策の内容を明記した協定を4月末までに下流利水者と締結するよう求めた。「誠意ある回答がなければ次の行動に移す」との利水者側の姿勢に、JR東海は「要望を踏まえた上で丁寧に対応する」とコメントした。  焼津、牧之原、吉田、菊川、御前崎、島田、掛川の7市町長を含む利水団体の代表者が静岡市内で、中央新幹線建設部環境保全統括部の柴田洋三担当部長に要望書を渡した。協定締結のほか(1)大井川の利水や水源の状況を理解する(2)減少が予測される流量の全てを大井川に戻す(3)確実に全量回復できる方策の検討―を盛り込んだ。  3月中に同社に知事意見を提出する川勝平太知事のもとも訪ね、要望内容の履行を働き掛けるよう依頼した。知事は「(協定は締結期限の)年月が決まっている。JRの誠意が試される」と述べ、協力を約束した。  大井川は約62万人が使う上水道をはじめ発電や農工業用水など多面的に利用され、県によると直近24年間で計15回の渇水が起きている。西原茂樹牧之原市長は「県に利益のないリニア工事で水を失うとなれば、県民は黙っていない」と語気を強めた。  本県工事区間はトンネルのみ約11キロ。大井川を横切るため、JR東海は工事の前後で流水量が現況より毎秒2トン減少すると予測。対策としてトンネルと大井川をつなぐ「導水路トンネル」を設け、本線トンネル内に湧き出た水を川に戻すとする。試算では、戻せるのは毎秒1・3トン分。残りの0・7トン分は必要に応じポンプアップ施設を使って戻すという。同日までの話し合いで、利水者からは「必要に応じてではなく常に戻して」などの厳しい指摘があった。

工事・大井川流量問題 対策求め要望書提出 利水者らJR東海に /静岡 毎日新聞静岡版 2017年3月14日  静岡市北部の南アルプス地下を通るリニア中央新幹線の工事を巡り、生活用水や農業用水などで大井川水系を利用する地元団体や企業が13日、JR東海に要望書を提出。トンネル工事の影響で大井川水系の流量が最大毎秒2トン減ると予測される問題の対策に関する協定を、4月末までに締結するよう求めた。川勝平太知事にも、同社が要望を確実に履行するよう配慮を求める要望書を提出した。  提出したのは大井川土地改良区(八木健次理事長)など大井川水利用調整協議会を構成する11の企業や団体。同改良区理事の中野弘道・焼津市長ら7市町の首長を含む役員15人がこの日、同社静岡支社や県庁を訪れた。  要望書を受け取った川勝知事は「(流量問題などを)技術で全部解決できるのは妄信。仲間として一緒に要求していく」と応じた。  同社は「要望も踏まえ、環境保全に十分配慮し丁寧に対応させていただく」とコメントした。【荒木涼子】 http://www.ooigawa-yousui.com/ http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-320/ooigawakyougikai.html 交通基盤部河川砂防局河川企画課 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%BA%95%E5%B7%9D 大井川

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2016年01月15日

静岡県掛川市職員の方が大井川の水利とリニア中央新幹線事業について語っていた

リニアを考えよう!コミュニティー(Facebook) で紹介されていたので、私は初めて気付きました。
第583回 南アルプスとリニア中央新幹線 その2 更新日: 2016年1月15日 掛川市都市政策課長 林 和範氏

この記事から過去記事を探して見付けたのが以下の記事です。これらの内容に今はコメントしません。

第529回 南アルプスとリニア中央新幹線 更新日: 2015年3月6日 掛川市都市政策課長 林 和範氏

第502回 大井川「最初の一滴」探訪妄想の記 更新日: 2014年9月19日 掛川市環境政策課長 鈴木久裕氏

第497回 リニア中央新幹線と「命の水」 更新日: 2014年8月22日 掛川市水道部長 榛葉孝男氏

リニア中央新幹線事業に関して私が参考にしているブログの一つの記事に、次のようにコメントしたことがあります・・・(当該記事は NATM工法でも地下水はドボドボ抜ける? 新東名高速道路のトンネル 2014/08/22) 『リニアはオオヤケからの発表すら無いという状況にある事を一つ一つ押えて広く伝えていくのも必要だと思っています。それは反対の為の反対ではない、諾否双方で情報を共有して考えて合意形成に至るべきという当り前のスタイルです。』
掛川市からのこの発信を知ったことで、沿線各地の行政発信をもう少し丹念に調べてみよう思っています。

タグ:大井川
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2015年07月26日

リニア関連で首長フォーラム設立か

リニア・大井川の流量減少の懸念解消に向け首長フォーラム(円卓会議)求めて要請行動(2015.07.22 静岡市議会議員 松谷 清さんのブログ記事)

南アルプス・エコパークと大井川水系の維持に関わる問題について首長フォーラムの設立を求める要望なので、転載させていただきます。要望書宛先は関係市・町の長です、元記事をご参照ください。(引用者は改行と特殊文字の置き換えのみ編集してあります)

南アルプス・リニア新幹線トンネル工事に関わる
首長フォーラムの設立を求める要望書
2015年7月22日
南アルプス・リニア市民ネットワーク静岡

 JR東海の一都六県 286 kmにわたるリニア新幹線工事の着工が具体化し始めました。一方で「一番の難工事」となる南アルプス・リニア新幹線トンネル、中でも静岡県でのトンネル工事は、エコパーク指定を受けた静岡市での残土処理や環境破壊、牧之原市など7市2町の大井川水系での流量減少問題の懸念は解消されないままです。

 静岡市や島田市など7市2町の首長と議長は昨年10月に南アルプスの現地調査を行い、11月には環境大臣への申し入れなどJR東海に大井川の流量減少問題への対応策を求めて連携を強めてまいりました。
静岡市長は、6月議会で導水路トンネル工事は環境影響評価書での環境大臣意見で示された「新たな自然環境改変」であたるとの認識を示すと同時にリニア中央新幹線環境影響評価会議(いわゆる有識者会議)設置を表明し、7月16日JR東海同席の下で第1回目の会合を開催しました。

 JR東海は、大井川の流量減少問題については7市2町へのたび重なる説明を行っているとのことです。
4月14日の静岡県リニア新幹線環境連絡会議水資源分科会において、JR東海の説明に対して委員から「水の減量だけ捉えれば導水路トンネルは是認されるが自然環境の観点からは問題が残される」との発言がなされるなど導水路トンネルで大井川の流量減少問題が解決するかのような受け止め方があることを示しました。しかし、本当なんでしょうか。大井川の流量減少とエコパーク指定を受けた南アルプスの残土処理、環境破壊は表裏一体のものではないでしょうか。

 例えば、7月16日有識者会議において示された7箇所の残土の埋め立て可能量は、扇沢310万㎥、燕沢360万㎥として有識者会議で1箇所にということであれば、燕沢で対応できると表明しました。1箇所に360万㎥という量は、300m×300m×40mの巨大な構築物となります。
この構築物が地震や大雨など大災害に見舞われ崩壊する危険はないのでしょうか。崩壊した場合に大井川事態が土砂によりその姿を失われる心配はないのでしょうか。
景観や環境破壊はどうなるのでしょうか。12 kmの導水路トンネルのその周辺の自然改変は無視していいのでしょうか。

 JR東海はこれまでも大プロジェクト推進してきた経験を有しているがゆえに関係自治体の利害関係を緻密に分析し連携を遮断するJR東海の能力を軽視することはできません。
静岡市は2014年度環境調査において、3次元モデルによる1秒あたり1.2から1.5tの大井川の流量減少や希少性動植物の新たな発見などその成果を示していますが、静岡市と7市2町の成果の共有の場が求められます。
勿論、これまでも県内市長会、町長会など様々なテーマでの具体的連携の経験や静岡県リニア中央新幹線環境保全会議など情報共有の場は存在しています。が、しかし、南アルプス・リニア新幹線トンネル工事に関わる基礎自治体同士の連携の場や住民が傍聴し発言できる開かれた連携の場は存在していません。
そこで以下の2点を要望しますので真剣な検討をお願いする次第であります。

 1、 静岡市、7市2町など南アルプス・リニア新幹線トンネル工事に利害を有する首長フォーラムを設立すること。
  2、 設立される首長フォーラムは市民・住民団体の傍聴や発言の場が保証される参加型フォーラムとすること。

静岡市にはリニア中央新幹線の駅は設置されず通過するだけですから、リニア開通によるメリットはありません。南アルプス・エコパーク圏内をトンネルで通過することによる影響、工事とその後の自然環境、大井川水系への影響が大きな問題となっています。この件は、「リニア中央新幹線 南アルプスに穴を開けちゃっていいのかい?」ブログが問題点を詳しく解説されていますのでご参照ください。私のホームページでは静岡県行政の動きをフォローする予定なのですが、これまで時間が無くて放置状態です。
首長フォーラムを市民参加型として提案されたことは良いことだと思います。
松谷さんはブログ、Facebookで発信を続けながら、リニアを考えよう!コミュニティー(Facebook) にも参加されているので、今回の要望の成行きは確認しやすいと思います。

タグ:工事 静岡県
posted by ictkofu at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 静岡県

2015年07月08日

南アルプス・トンネルに付随する導水路の建設地を検討委員会が視察

静岡新聞 2015/7/6 07:10 記事−導水路建設地視察 リニア事業でJRの水資源検討委
 リニア中央新幹線計画を進めるJR東海の大井川水資源検討委員会(委員長・今田徹国土技術センター技術顧問)は5日、リニア本線内の湧水を大井川本流に戻す目的で南アルプスの山中に掘削する導水路トンネルの出口となる椹(さわら)島付近を視察した。
  JRは、登山者ロッジがあり土地が開けている椹島が導水路の出口建設に適しているなどと委員側に説明した。今田委員長は「全体的には急峻な地形。地質特性をみて慎重に計画を推進させる必要がある」と指摘し、各種データの分析に万全を期すべきとの認識を強調した。
 JRによると、湧水はリニア本線から約12キロにわたって導水路トンネル内を自然流下し、椹島で大井川に合流する。導水路は大井川下流域の水減少懸念を解消する対策として考え出されたが、導水路直上の沢が枯渇する恐れが新たに浮上している。
 内田吉彦JR東海環境保全統括部長は視察後に記者会見し、導水路のルート選定や詳細設計は早ければ秋ごろ、検討委に提示する考えを示した。
 視察は第3回検討委の一環で行い、一行は4日から1泊2日の日程で大井川全域を見て回った。

大井川水資源検討委員会はJR東海が設置した委員会です。大井川水資源検討委員会について というホームページが公開されています。2014年12月19日が第1回会議でした。

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続きがあります
posted by ictkofu at 06:11| Comment(1) | 静岡県

2015年04月14日

導水路トンネル計画の「新たな自然環境改変」で環境影響評価

リニア中央新幹線について Facebook から知りましたので、とりあえずブログに残しておきます。後日委細を確認してホームページに整理します。(内容原文のまま、改行などは編集してあります)

リニア中新幹線の導水路トンネル計画の
「新たな自然環境改変」についての申し入れ
2015年4月14日 
川勝平太静岡県知事様
南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク静岡 
  連絡先 静岡市葵区鷹匠3−3−1 地球ハウス 
 

 本日、静岡県中央新幹線環境保全連絡会議第2回水資源部会が開催されJR東海より4月2日開催された同社内の大井川水資源検討委員会において大井川の水減量対策として3案の中から導水路トンネル案を採用していきたいとの報告がなされました。内容としては「導水路トンネルは、恒久的かつ確実に大井川に水を戻すことができ、必要に応じて導水路トンネル取付位置までトンネル湧水をポンプアップすることを付加することにより、多くの方々が利用される中下流域の水資源利用への影響は生じないと考えます」とされました。

 委員より「本線における毎秒2t減量するといわれる水系や断層、導水路トンネルについても同様にデータの公表を求める」「全体の工事スケジュールはどうなっているのか。導水路トンネルは本線工事より先になるのか」「関係する地域住民への直接の説明会や議会への説明をどのように考えているか」「導水路トンネルによる大井川、沢の水や生態系への影響はないのか」など質問や意見が出されました。

 導水路トンネルは説明によれば12キロという本線より長く大幅な「新たに自然環境の改変」を伴うもので、昨年の環境影響評価手続きにおいてはまったく審議されて来なかった対策です。許可された中央新幹線工事計画の一部としてJR東海による独自調査や環境保全連絡会議への報告だけで済まされるものではありません。

昨年の環境大臣意見の総論部分(2)追加的な調査、予測及び評価の実施において
 「本事業は工事期間が長期にわたるものであることから、事業実施区域の社会環境、生活環境又は自然環境の変化があり、予測しえなかった変化が見込まれる場合は、その変化の状況を踏まえ、工事中及び供用後における評価項目を再検討した上で、改めて環境影響について、調査、予測及び評価を行い、適切な環境保全措置を講じること。また、新たに自然環境の改変を行う場合、工事実施中に新たに環境影響に係る知見が判明した場合等、本評価書における予測の前提条件が変化した場合にも、同様の取扱いとすること。」
と示されています。

 この導水路トンネルは「新たに自然環境の改変」に関わるものであり、静岡県の環境影響評価条例手続きにもとづく専門家会議での検討、更に手続きに従って、担当域である静岡市長の意見を聞いたうえで知事意見を提出する必要があると考えられます。

 よって
 1、 静岡県知事は、環境大臣に対してJR東海が環境影響評価法に基づく静岡県に関する環境影響評価を行う勧告を求める申し入れをすること。
 2、 静岡県は、「新たに自然環境の改変」となる導水路トンネルについて、JR東海の独自調査、環境保全会議への報告事項レベルでなく、環境影響評価条例に基づく専門家会議意見、静岡市長意見をもとに、知事意見の提出手続の準備を開始すること。
 3、 この問題への対処について、静岡県知事と静岡市長の緊急の協議を行うこと。

続きがあります・・・
posted by ictkofu at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 静岡県

2014年11月21日

静岡県島田市広報で市長が大井川について語っている、参考・王見の滝

ソースは、広報しまだ11月号 No.197、今月のテーマ「リニア中央新幹線工事と大井川」について

広報しまだ11月号

『子どもたちの世代に豊かな大井川の恵みを残すには、地域住民が声を上げることが必要です。』 と締めくくられた市長の言葉に驚く方々は多いかも知れません。染谷絹代市長が地域住民を尊重し彼等を守るべく努力し、住民がそのような市長を支えている構図が島田市にはあるのだと自分は拝察しました。松本市長や新潟県知事を思い出します。

続きがあります・・・
posted by ictkofu at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 静岡県

2014年09月06日

建設事業の工事着工についてご意見をお寄せください、静岡市パブコメ中

静岡市環境総務課−中央新幹線(リニア)建設事業の工事着工についてご意見をお寄せください。
意見募集期間 平成26年9月3日(水)から平成26年10月2日(木)まで (郵送の場合、平成26年10月2日の消印有効)

続きがあります・・・
タグ:工事 静岡県
posted by ictkofu at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 静岡県