2022年07月08日

静岡県の期成同盟会参加が決定された

2022.07.06 リニア、静岡県の同盟会参加決定 沿線9都府県異議なく(静岡新聞)
 リニア中央新幹線建設促進期成同盟会会長を務める大村秀章愛知県知事は(2022-07)5日の記者会見で、同盟会に参加申請していた静岡県の加盟を決めたと明らかにした。近日中に新会員に迎える。会員の沿線9都府県が参加に「異議なし」と回答したため。大村氏は「(静岡を加えた)10都府県で同じ方向を向いて協力していきたい」と強調した。(以下引用省略)  同盟会は愛知以外の各知事が副会長に就いており、静岡県の川勝平太知事を追加するなどの規約を変更後、加盟手続きが完了する。  川勝氏がこれまで環境への影響を懸念し静岡県内区間の着工に反対してきたことから、同盟会内には参加申請に懐疑的な見方があった。これに対し、川勝氏は現ルート建設推進の立場であることを文書で表明していた。
愛知県・知事記者会見トップページ、このページでの掲載を待ちます。
YouTube で愛知県知事記者会見が報じられています、2022年7月5日 臨時知事記者会見、静岡県の同盟会参加確定に関する知事報告は、全文41分7秒中の11分34秒から17分30秒までの説明です。(時間帯は私のパソコンで見た値ですからパソコンにより変わるかも知れません。)
2022.07.05 現行ルートでの整備等に同意…リニアの建設促進期成同盟会 県内での工事に反対してきた“静岡県”が加入へ(東海テレビNEWS 2022/07/05 22:11配信 )
 リニア中央新幹線の沿線自治体で作る建設促進期成同盟会に、県内での工事に反対してきた静岡県の加入が認められることになりました。
 リニア中央新幹線の建設を巡り、静岡県は大井川の水の量が減少することを懸念し、県内でのトンネル工事の着工に反対していましたが、6月に川勝知事が沿線の自治体でつくる建設促進期成同盟会への加入を申請していました。  期成同盟の会長を務める愛知県の大村知事は5日、加盟する全ての自治体が静岡県の加入を認めたことを明らかにしました。
 加盟している自治体からは、静岡県が現行ルートでの整備と2037年までの全線開業を目指す方針を共有できるかを疑問視する声が上がっていましたが、静岡県は方針に同意する意向を伝えていました。
タグ:期成同盟会
posted by ict工夫 at 20:00| 静岡県

2022年06月03日

大井川の水を守る62万人運動、6月2日に国交省・環境省と対面、後日文書回答あり

この記事は 2022-05-29 掲載でしたが、2022年6月2日開催された2官庁との会合について、参加県民から Facebook 記事で暫定報告がありましたのでリンクだけしておきます。
南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク静岡
 南アルプスとリニアを考える市民ネットワークの報告です
大井川の水を守る62万人運動
 リニア交渉(林克さんのレポート)・・このレポートを転載(大井川の水を守る62万人運動)
  【Facebook 記事には読者コメントがあります、転載記事で読者意見も異なる】
リニアの政府交渉を行いました。一次レポート。(リニアを考えようコミュニティ)
  (本日、国交省と環境省との政府交渉に参加しました。 国交省からオンライン配信を断られてしまい、できなかったのですが、回答は後日文書で頂けるとの約束です。)

2022.05.27 大井川の水を守る62万人運動_Facebook
 2022年6月2日(木) 10時〜12時 衆議院第一会館 第四会議室
国土交通省有識者会議で中間報告書が出され、先月4月26日、2年ぶりにJR東海と静岡県環境保全会議「水資源・地質構造専門部会」の会合がもたれました。
大井川の水と南アルプスの自然に関心を持つ私たち市民・住民団体にとって、新たなステージが始まったと認識しています。
そこで、南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク静岡 と「大井川の水を守る62万人運動を推進する会」の2団体で、国交省と環境省に質問書を送付しました。 回答は6月2日に文書と直接ご説明を衆議院会館で頂く事になりました。
【質問書の内容は長文ですから、上記リンクした Facebook をお読み下さい。】
大井川の水を守る62万人運動
 
続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 08:00| 静岡県

2021年06月24日

“夢の超特急”リニアの行方は(NHK静岡 特集記事)

2021.06.23 “夢の超特急”リニアの行方は 異を唱える静岡県知事 (NHK政治マガジン
著者・NHK静岡局記者 高橋 路さん(2016年入局。静岡局に赴任して6年目。現在は、県政キャップ。富士山を眺めるのが好き。)
【以下の中見出しです】
 川勝「争点はリニア」
 “命の水”めぐって…
 川勝のエゴか?
 リニア所管の国土交通副大臣で対抗
 土俵に誘い込まれた自民党
 対照的な選挙戦
 流れ決めた“リニア”
 “夢の超特急”の行方は
【記事の最後は以下のようにお書きになっておられます】
 川勝はリニアをどう決着させようと考えているのか。
 ぶつけてみた。
  「新型コロナで新幹線の乗客は減り、オンラインの時代到来で移動の必要性も低くなった。川勝のせいではなく、リニアそのものの足元が崩れてきている。このまま進めていいのか、一度立ち止まって考えるべきだ。意思決定できる人の説得を試みたい」
 すでに2027年の開業は難しくなっている。
 静岡県民の民意と、JR東海、それに国土交通省との間で、川勝は、どのような着地点を探るのか。
 “夢の超特急”の行き先は、まだ見えない。
私がリニア中央新幹線建設事業で発生する大井川減水について記事にしたのは、2013年11月09日 リニア工事の渇水で静岡県民63万人分の水道水が消失? が最初でした。
以後、このブログでは タグ・大井川 を設定して記事を続けています。
このNHK記事を拝読して、これまでの経過を的確に踏まえた内容だと理解できますが、私のサイトではそれぞれの段階での審議経過の整理などは未処理です。コロナ禍の為にリニア情報を整理する時間も奪われている現状なのです。そんな時に拝読したこのNHK記事をブログでご紹介させていただくことにしました。
posted by ict工夫 at 08:30| 静岡県

2021年05月26日

大井川“命の水”と“生物多様性”を守る活動(紹介)

大井川の水を守る62万人運動  今回のクラウドファンディングを実施された組織のホームページです。
リニア新幹線を考える静岡県民ネットワーク(Facebook)

大井川“命の水”と“生物多様性”を守る活動にご支援をお願いします。(支援募集は5月30日(日)午後11:00まで)(以下、部分引用)
 みなさんは、JR東海の「リニア中央新幹線南アルプストンネル工事」の影響で、大井川の“命の水“が減り、流域の暮らしと南アルプスの生物多様性が大きく損なわれるかしれないということをご存知ですか?
 わたしたちは、JR東海に科学的根拠に基づいた十分な説明を求めてきましたが、実現されていません。また、県は国交省と環境省に情報開示と議論を求めていますが、誠実な対応がされているとはいえません。科学的根拠を欠いたまま、また、十分な議論がなされないままに、トンネル工事が進められることがないよう、そしてなにより、南アルプスの恵みである大井川の“命の水”と“生物多様性”を守りたいという思いで、活動をはじめました。
リニアを考えよう!コミュニティー (リニア問題を取り上げている Facebook)で知りました。静岡県の有志が開設されてリニア中央新幹線沿線各地の人々も参加されています。時にはリニア中央新幹線事業推進を説かれる方々の投稿・議論もあるので、私も情報を得る為に時々拝読しています。
 Facebookにログインしていれば、メンバー登録していなくても通常のブログなどと同様に読むことができます。ですから、マスメディア、ジャーナリスト、行政関係者など多彩な読者がおられるのではないかと私は思っています。
クラウドファンディングに気付いたので上記のようにサイトを確認して、このブログでもご紹介しておく事にしました。
posted by ict工夫 at 22:58| 静岡県

2021年03月15日

大井川流域市町首長と国土交通省との意見交換会、2021年3月14日開催

国土交通省・2021.03.10 リニア中央新幹線建設に関する 流域市町首長と国土交通省との意見交換会について
リニア中央新幹線整備における大井川水系の水資源保全と南アルプスの環境保全に関して、国土交通省と大井川流域市町首長による意見交換を行います。
 日 時:令和3_2021年3月14日(日) 15:00〜17:00
 場 所:島田市民総合施設プラザおおるり 第3多目的室
     (住所:静岡県島田市中央町5−1)
 議 事:リニア中央新幹線静岡工区について
 出席者:<流域市町>
     中野焼津市長・塚本掛川市上下水道部長・北村藤枝市長 
     鈴木袋井市副市長・裄V御前崎市長・長谷川菊川市長・杉本牧之原市長
     田村吉田町長・鈴木川根本町長・染谷島田市長
     <国土交通省>
     上原鉄道局長・江口技術審議官(鉄道)・嘉村中部運輸局長
 主 催:国土交通省
◇ 2021.03.15 説明資料「もっと分かりやすく」 流域10市町長、国交省と意見交換【大井川とリニア】(2021年03月15日 静岡新聞)
 国土交通省は14日、リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川流量減少問題に関する流域10市町の首長らとの意見交換会を島田市で開いた。同省の働き掛けによる会合は2回目で、いずれも非公開。2月末に開かれた第9回国交省専門家会議を踏まえ進捗(しんちょく)状況の説明が行われたが、市町側は「もっと分かりやすい説明資料が必要」と指摘、「会合は着工についての地元理解を得る場ではない」とも強調した。
 国交省鉄道局の上原淳局長と江口秀二技術審議官、流域市町からは島田、藤枝、牧之原の3市長と吉田町長がそれぞれ終了後の取材に応じた。上原局長は「専門家会議で中立的に議論していることを、きちんと説明する場」と会合の趣旨を説明した一方、市町側は座長コメントの解説など国交省が用意した文書について「地元の人が理解できるような言葉に置き換えてもらいたい。今のままでは地元に説明できない」などと改善を求めた。
 専門家会議は次回会合でこれまでの議論の取りまとめが予定されているが、染谷絹代島田市長は「不確実性が伴う中でどれだけリスク回避ができるのか、議論はこれから。まだまだ続くと思っている」と述べた。
【中間省略、末尾のみ引用します】
 意見交換会では市町側から「専門家会議終了後も国がJR東海への指導の継続を」「新型コロナ感染症の影響を踏まえてリニアの採算性を見直す必要がある」などの意見も出たという。
国土交通省が提唱して開催した大井川流域自治体首長との会合は今回が2回目になるようです。
 リニア中央新幹線建設に関する流域市町首長と国土交通省との意見交換会について(令和3年2月17日 国土交通省)
過去の状況やこの話合いに関する報告などを各自治体がどのように地域の人々に伝えているか、それぞれの自治体議会ではどのような質疑応答がなされたか・・・色々と確認したいことは多いです。
コロナ禍が一段落したらリニア中央新幹線事業については改めて各地の情報を確認していく予定です。マスメディア情報だけで判断する事を私は避けたい、それは新型コロナウイルス問題でも同じです。
続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 22:51| 静岡県