2017年11月23日

国土交通省はリニア時代の地域づくりの目指す

リニア効果波及目指す国の検討会 「超巨大都市圏」意見交換(信濃毎日新聞 2017年11月21日)
 2027年の東京・品川―名古屋開業を目指すリニア中央新幹線を巡り、整備効果を全国に波及させる構想作りに向けて国土交通省が設けた有識者検討会は(2017年11月)20日、都内で会合を開いた。同日付で多摩川精機(飯田市)副会長を退いた萩本範文氏が、沿線の先駆的な経営者として招かれ意見発表。航空機産業を通じた地域振興を進めて「大都市の補完・移転を探るのではなく新しい風を起こす」と強調した。
(以下略)

この「有識者検討会」は知りませんでしたので後日確認するために記録します。
「国土のグランドデザイン2050」 のページを更新していくことになると思います。2014年9月頃の話でしたが、いよいよ具体的な展開が始まったのかも知れません。森と木の両方を観ていくのは難しいものだと思っていますので楽しみです。

飯田地域発生土の処理ルート

同じ信濃毎日新聞で2017年11月22日記事、中央道や三遠南信道を利用 JR東海、リニア残土の飯田市内運搬で計画 も読みました。
JR東海が一部住民らに説明した発生土運搬計画と置き場の地図が報じられていました。
リニア新幹線建設という国策公共事業を担当するJR東海のサイトを確認しても、こういう情報はなかなか見つかりませんので信濃毎日新聞さんに感謝。

飯田市でのリニア工事については リニアに関する説明会の開催状況(飯田市リニア推進課・リニア整備課)がありますのでご参照ください。国土交通省が有識者検討会に飯田市から招いたのも分かる気がします。

信濃毎日新聞記事を参照して、国土交通省はリニア時代のスーパー・メガリージョンを目指す を書きました。報道で飯田市に言及されていたので別記事に記録したものです。

posted by ict工夫 at 07:01| 地域活性化

国土交通省はリニア時代のスーパー・メガリージョンを目指す

リニア効果波及目指す国の検討会 「超巨大都市圏」意見交換(信濃毎日新聞 2017年11月21日)
 2027年の東京・品川―名古屋開業を目指すリニア中央新幹線を巡り、整備効果を全国に波及させる構想作りに向けて国土交通省が設けた有識者検討会は(2017年11月)20日、都内で会合を開いた。同日付で多摩川精機(飯田市)副会長を退いた萩本範文氏が、沿線の先駆的な経営者として招かれ意見発表。航空機産業を通じた地域振興を進めて「大都市の補完・移転を探るのではなく新しい風を起こす」と強調した。
リニアは最短で37年に品川―新大阪間を67分で結ぶ予定。国交省はリニア全線開業により人や物、お金、情報が集まる「スーパー・メガリージョン(超巨大都市圏)」が形成されるとし、今年9月、研究者や経済団体の代表者ら委員14人による検討会を発足させた。移動時間の大幅短縮を経済成長や生活の質の向上につなげるため、19年夏をめどに、リニア時代の地域づくりの目指す方向性を打ち出したいとしている。
 20日の会合では、萩本氏と経団連筆頭副会長で日立製作所会長の中西宏明氏を招いた。中西氏は外国からの投資先、訪問先としての魅力を高める必要性があると指摘。超巨大都市圏全体を新たな首都圏と捉え、官公庁や企業本社の移転で災害リスクへの備えを考えるべきだ―とした。萩本氏は、リニア県内駅ができる飯田市は超巨大都市圏の中心に位置しており「ハイテクと伝統文化が混じり合うまち」を目指すべきだと主張した。
 検討会は、長野県や飯田市など沿線自治体もオブザーバーとして加わっている。

国土交通省
スーパー・メガリージョン構想検討会
◇ 2017年11月14日 第3回 スーパー・メガリージョン構想検討会の開催〜リニア中央新幹線等の高速交通ネットワークによる国土構造大変革の効果を如何にして引き出すか〜(報道発表資料)
◇ 2017年11月20日 第3回スーパー・メガリージョン構想検討会に簗政務官が出席

第1回(平成29_2017年9月22日)
報道発表資料議事概要議事次第資料1資料2
第2回(平成29_2017年10月27日)
報道発表資料議事概要議事次第資料1資料2資料3資料4参考資料
第3回(平成29_2017年11月19日)
報道発表資料議事概要議事次第資料1資料2資料3資料4参考資料
第4回(平成29_2017年12月22日)
報道発表資料議事次第資料1資料2資料3参考資料
第5回(平成30_2018年1月19日)
報道発表資料議事次第資料1資料2資料3資料4資料5参考資料
posted by ict工夫 at 06:06| 地域活性化

2017年11月09日

飯田市、リニア駅周辺整備基本設計の優先交渉権者を選定(報道記録)

優先交渉権者を選定 リニア駅周辺整備の基本設計(2017年11月9日 15時43分 南信州新聞)
 飯田市は(2017年11月)8日、リニア中央新幹線県内駅(同市上郷飯沼・座光寺)周辺整備の基本設計を担う事業者を選ぶ公開プレゼンテーションを市役所で開き、中央コンサルタンツ(名古屋市)、設計領域(東京)、三菱地所設計(同)の3社でつくる企業チームを優先交渉権者に決めた。応募した3チームの提案を有識者や市幹部らが審査し、選定した。市は優先交渉権者と設計費用などの交渉がまとまれば、今月中にも契約を結ぶ。基本設計は有識者や行政関係者、市民代表らでつくる「リニア駅周辺整備デザイン会議」とともに2018年度末までにまとめる方針。

 中央コンサルタンツなどの採用チームは、人と人とのつながりなどを意味し、飯田に馴染みある「結い」を設計テーマに据えた。
 駅舎を挟んだ南北の整備区域を「結いの広場」で一体的につなぎ、来訪者や地域住民の憩いの場だったり、四季を感じられる空間だったりを創出。
 北口広場はコンコースと同じ高さとすることで利便性や開放感を高めるとし、
 立体駐車場屋上には南アルプスを望める場を提案した。
 駅の高架下は広場的な要素を取り入れ、自由に往来したり、起業支援店舗などに提供したりの場に活用。
 南口広場の東側に魅力発信施設を設け、子育て環境など暮らしを支える機能も持たせるとした。
 自動運転技術など将来的な交通事情の変化を見据え、ロータリーや駐車場は広場などに転用できる設計を見込んだ。
 市民に愛され、日常的に利用される駅となるよう、設計―施工―開業後に至る継続的な住民参加の重要性も指摘。設計の具体化に向けた市民とのワークショップで建設的な意見を引き出す工夫を施したり、整備過程の段階ごとにイベントを取り入れたりの具体案も例示した。

 選考後、審査委員長の公益財団法人都市づくりパブリックデザインセンターの小澤一郎顧問は「全体として課題ややるべきことをとらえて提案されている。市民参加のプロセスもしっかりしたものが出されていた。特に地域の人たちが主体的に使っていくことに重きを置いている点が評価できる」とのコメントを出した。
 審査副委員長の東京芸術大学美術学部建築科の北川原温教授は「これからの実際の仕事において、市民やデザイン会議の要望に応えていくための専門的知見や技術力を持っていると感じた」と指摘。「飯田市の皆さんもこのプロジェクトに高い意識、関心を持っていただき、積極的に参加してほしい」と期待を込めた。

 公開プレゼンテーションは市や建築・設計の関係者、地域住民ら約100人が傍聴。リニア駅ができる上郷飯沼の北条まちづくり委員会の木下喜文会長は採用チームの提案について「これから詰めていく部分は多くあろうが、駅に来る人も地元の人も大事に、自然や景観も大切に考えている印象を受けた」と話した。
 市は今回、基本設計業者を公募型プロポーザル(提案)方式で選定。応募は3チームあり、いずれも10月下旬の一次審査を通過して、この日の提案に臨んだ。

リニア駅周辺整備基本設計業務公募型プロポーザルの選定結果について(2017年11月8日 飯田市リニア推進課・リニア整備課 駅周辺基盤整備係)
会社案内|中央コンサルタンツ株式会社
作品集 ≪ 株式会社 設計領域
PROJECT|株式会社 三菱地所設計
公益財団法人 都市づくりパブリックデザインセンター

長野県飯田市・平成26_2014年度上郷地区市政懇談会レポート(2014年7月18日)に「北条まちづくり委員会」と飯田市行政との対話も掲載されています。
『リニア駅周辺整備の基本的な考え方とスケジュール感について(北条まちづくり委員会会長)』など。

編注・年月日の表記について、このブログでは元号には西暦を付すようにしています、記事に表記された月日に西暦年を付記する場合もあります。この点は原文と異なる場合があります。
引用した記事についても引用趣旨を明確にするように段落・改行、下線・強調など編集している場合があります。

posted by ict工夫 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域活性化

2017年11月06日

防音や地域振興、飯田市主催で知事と意見交換会(報道記録)

防音や地域振興で協力訴え 飯田でリニア意見交換会(信濃毎日新聞 2017年11月5日)
 リニア中央新幹線の県内駅周辺の地権者や飯田下伊那地域の産業関係者らが阿部守一知事と意見交換する会が(2017年11月)4日夜、飯田市であった。地元の自治会や商工業団体の代表ら11人が出席し、JR東海に要望する事項や、リニアを地域振興につなげる方策などについて、県の協力を求めた。
 5月に県が同様の意見交換会を同市で開催。今回は初めて同市が主催して開いた。
 座光寺地域自治会の福田富広会長は、防音対策の覆い(フード)を本線に設けるようJRに要望しているが、「検討中」として具体的回答が得られていないと報告。「(本線の周辺は)静かな農村集落で、住民が騒音に対して不安を抱えている」と訴えた。
 南信州・飯田産業センター(飯田市)専務理事で多摩川精機(同市)の萩本範文副会長は「旧飯田工業高校を拠点に新しい産業を生み出し、全国に発信したい。県にも支援してほしい」。飯田観光協会の中島一夫会長は「観光客がまた来たいと思うおもてなしができる人材の育成や派遣をお願いしたい」と求めた。
 知事は「今日出た意見を整理した上で、JR東海の柘植康英(つげこうえい)社長と懇談する機会をつくり、しっかりと要望したい」と話した。
posted by ict工夫 at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域活性化

2017年10月02日

第1回リニア停車駅サミット@相模原市 10月14日

相模原市「広報さがみはら」の2017年10月号で知りました。
公益社団法人相模原青年会議所が10月合同例会の一環として開催する「相模原創生フォーラム」です。
相模原創生フォーラム
相模原青年会議所のページに「第1部 第1回リニアジュニアサミット」と「第2部 第1回リニア停車駅サミット」それぞれの広報ページがありますから委細は略します。小田急線の相模大野駅が会場の至近です。
「第1回リニア停車駅サミット」についてメッセージを引用しておきます・・・
リニア停車駅の地域代表者が10年先の地域経済を切り拓く!世界初のリニアサミット開幕!!
現在、相模原市ではリニア中央新幹線新駅設置をはじめとする、大規模な国家プロジェクトが進行しております。リニア実現があと10年と迫ったこの節目の年、相模原市のポテンシャルを最大限に生かす時であると確信し、リニア事業がもたらす地域経の未来を市民や国民に示していく必要があります。 そこで、リニア停車駅サミットを「相模原の10年後の未来」をテーマに開催し、相模原市長をはじめとするリニア停車駅の代表者やリニア事業に関するまちづくりを行う方々や、10年後に20歳になる小学生を集めたサミットを行い、多角的な視点から相模原経済の未来に希望を持ってもらうような事業を構築して参ります。

以前にも書きましたがリニア中央新幹線は愛知・名古屋の活性化を目的とする事業として名古屋〜東京の短時間直結を目指しているものだと思っています。当初中間駅は地元負担とされたのも、もともと中間駅は無いのが望ましい事業だったからでしょう。
私は ターミナル駅と同等の停車本数確保を求める神奈川県期成同盟会の決議(2015年08月23日)という記事を書いたことがあります。
相模原青年会議所が沿線中間駅地域の代表も交える「リニア停車駅サミット」を計画した理由として、もともと不要な中間駅の停車本数が少ない予想、その対策の話合いも含まれているかどうかは分かりません。
2017年08月10日の記事ですが、相模原市でリニア車両基地回送ルートの旅客線化を要望する市民協議会発足、報道から知ったので記録して感想を書きました。リニア中央新幹線事業の実相をどこまで理解されておられるのか疑問を感じました。

続きがあります・・・
posted by ict工夫 at 23:00| 地域活性化