岸田文雄総理大臣が「国の有識者会議を設置する」と話された事は重要なポイントだと私は感じました。以下は私が確認できた報道記事です。
2022.05.28 参院選に向け岸田首相が地方行脚 山梨視察、「聞く力」アピール(産経新聞)
岸田文雄首相(自民党総裁)が参院選を見据えた地方行脚を本格化している。28日は山梨県でリニア実験線を視察し、車座集会も開いた。高い内閣支持率が続く一方、足元では物価高が地方経済を直撃する。首相は「聞く力」をアピールし、参院選の追い風としたい考えだ。
「物価高騰で多くの国民の暮らしや事業に影響が出ている。特に地方の声を丁寧に聞き、政策に反映していく努力が大事だ」
山梨を視察した首相は、記者団にこう語った。この日はリニア実験線でリニア車両に試乗したほか、女性起業家を対象とした車座集会にも出席した。 【以下引用省略】
山梨は参院選の勝敗を左右する1人区の一つで、首相が率いる自民党岸田派(宏池会)議員が複数いる地域でもある。一方、民主党政権の重鎮だった輿石東・元参院副議長の地元でもあり、現在も野党の地盤が強い。首相も「激戦が予想される」と警戒感を示す。
4月以降、首相は新潟や沖縄など1人区を中心に地方出張を重ねている。夏の参院選を勝ち抜けば、自らが衆院を解散しない限り大型国政選挙をせずに政策課題に集中できる「黄金の3年」を手にできるからだ。
直近の内閣支持率は68・9%(産経新聞社とフジニュースネットワーク合同世論調査)で、政権発足以来最高を記録。参院選比例代表の投票先として自民党を選んだ有権者も4割に迫ったが、懸念もある。先の衆院選では勝利を収めたものの、政権選択選挙ではない参院選は与党に厳しい結果が出やすい傾向もある。
新型コロナウイルスの影響で地方の観光業や飲食業の回復が見通せない中、物価高騰が追い打ちをかけてもいる。自民参院議員は「地方にも不満がたまっている。楽な選挙ではない」と語る。
さらに、来月はドイツで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)など外交日程も控え、地方に足を向ける機会も十分に確保できない。高支持率にもかかわらず、首相が選挙モードに入っているのは、こうした危機感の裏返しともいえる。(永井大輔、永原慎吾)
岸田文雄首相(自民党総裁)が参院選を見据えた地方行脚を本格化している。28日は山梨県でリニア実験線を視察し、車座集会も開いた。高い内閣支持率が続く一方、足元では物価高が地方経済を直撃する。首相は「聞く力」をアピールし、参院選の追い風としたい考えだ。
「物価高騰で多くの国民の暮らしや事業に影響が出ている。特に地方の声を丁寧に聞き、政策に反映していく努力が大事だ」
山梨を視察した首相は、記者団にこう語った。この日はリニア実験線でリニア車両に試乗したほか、女性起業家を対象とした車座集会にも出席した。 【以下引用省略】
山梨は参院選の勝敗を左右する1人区の一つで、首相が率いる自民党岸田派(宏池会)議員が複数いる地域でもある。一方、民主党政権の重鎮だった輿石東・元参院副議長の地元でもあり、現在も野党の地盤が強い。首相も「激戦が予想される」と警戒感を示す。
4月以降、首相は新潟や沖縄など1人区を中心に地方出張を重ねている。夏の参院選を勝ち抜けば、自らが衆院を解散しない限り大型国政選挙をせずに政策課題に集中できる「黄金の3年」を手にできるからだ。
直近の内閣支持率は68・9%(産経新聞社とフジニュースネットワーク合同世論調査)で、政権発足以来最高を記録。参院選比例代表の投票先として自民党を選んだ有権者も4割に迫ったが、懸念もある。先の衆院選では勝利を収めたものの、政権選択選挙ではない参院選は与党に厳しい結果が出やすい傾向もある。
新型コロナウイルスの影響で地方の観光業や飲食業の回復が見通せない中、物価高騰が追い打ちをかけてもいる。自民参院議員は「地方にも不満がたまっている。楽な選挙ではない」と語る。
さらに、来月はドイツで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)など外交日程も控え、地方に足を向ける機会も十分に確保できない。高支持率にもかかわらず、首相が選挙モードに入っているのは、こうした危機感の裏返しともいえる。(永井大輔、永原慎吾)
2022.05.28 首相、リニア工事で有識者会議設置 環境保全めぐり(日本経済新聞 2022年5月28日 22:32更新)
岸田文雄首相は28日、山梨リニア実験線を視察し、超電導リニアに試乗した。リニア中央新幹線工事をめぐり環境保全に関する国の有識者会議を近く設置すると表明した。来年にも環境影響評価に着手できるよう支援する意向も示した。
首相は視察後、記者団に「水資源対策とあわせて課題解決に向け、環境整備に努めたい」と語った。首相は1月に「リニアの早期実現に取り組んでいく」と述べた。静岡県の川勝平太知事は工事に反対している。
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岸田文雄首相は28日、山梨リニア実験線を視察し、超電導リニアに試乗した。リニア中央新幹線工事をめぐり環境保全に関する国の有識者会議を近く設置すると表明した。来年にも環境影響評価に着手できるよう支援する意向も示した。
首相は視察後、記者団に「水資源対策とあわせて課題解決に向け、環境整備に努めたい」と語った。首相は1月に「リニアの早期実現に取り組んでいく」と述べた。静岡県の川勝平太知事は工事に反対している。